この記事では『抱かないあなたと抱かれたいわたし』の16話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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『抱かないあなたと抱かれたいわたし』16話のネタバレ
僕を楽しませてくれるんだろ?
ゆりと拓海が電話で話しています。
「知らなかったわぁ」
「あなたがそんなに私のこと想ってくれてたなんて」
「わぁ もしかして聞いてたの?」
「当たり前でしょ?」
ゆりは、拓海とあゆみの会話を聞いていました。
続けて「だってご馳走は 前菜から楽しまなきゃ」
「それにしても拓海って嘘つきね」と言います。
「僕が?」
ゆりは、私との子供を作りたいって真剣な声で言う拓海の事をおかしくて笑っちゃったと言いました。
「嘘じゃないよ」
拓海は否定しました。
ゆりは「え?どういうこと?」と聞きます。
「ゆりが産んでくれるなら 僕はゆりとの子供を作りたい」
「だってそんなの 最高に面白いだろ?」
拓海は笑ってゆりに言うのでした。
二人の会話は不気味です。
笑って言う拓海にゆりはゾクッとします。
そしてあんたみたいな快楽主義者の為に子供を産むのは絶対に嫌と言いました。
「それは残念だな」
「だけど…嘘つきって言うならゆりの方でしょ?」
「名前も言動も経歴も なにが真実でなにが嘘か それとも全て偽りなのか…知れば知るほど分からなくなる」
拓海がそのこと自体を楽しんでいるようです。
ゆりは最高に面白いでしょと拓海に言います。
「あぁ もっともっと 僕を楽しませてくれるんだろ?」
「君が僕を楽しませてくれる限り 僕は君の味方だよ」
この事実を楽しんでるかのように拓海はゆりに言うのでした。
涼真の理想
涼真は疲れた表情で自宅に帰ります。
「おかえりなさい」
玄関にはヒールの靴が置いてありました。
「疲れたでしょ?ご飯すぐ用意するね!」
あゆみの笑顔に涼真は
「ただいま」
「あゆみからのおかえり何回聞いてもうれしい」
そう言いながらあゆみを抱きしめてキスします。
そのままあゆみのエプロンを外そうとする涼真。
「ちょっと涼真 ごはん…食べてからにしよ」
あゆみはそう言いますが涼真は無理、我慢出来ないと答えました。
「もー仕方ないなぁ…ベッド 行こっか」
あれ、どうしてあゆみがいるんだろうと率直に思ってしまいました。
二人が夫婦円満な様子はお互い理想の形ですよね。
二人はベッドで愛し合い涼真がこう言いました。
「はー 俺生きてて今が一番幸せかも」
あゆみは笑いながら大げさだなーと言います。
「あゆは違うの?」と涼真が聞きました。
悪い夢
「そんなの」
「当たり前じゃなぁーい」
そこには先程まで隣にいたあゆみではなく、英秀グループの女性会長でした。
きっと会社での事があったりなどで色々と疲れて目の前にあゆみがいると思ったのでしょうか。
「…さん …真さん」
「涼真さん」
「どうしたの さっきから何度もおかえりって言ってるのに」
ゆりが涼真に言いました。
涼真は終始何も答えません。
その姿にゆりは、ぼーっとしちゃってまるで
「悪い夢でも見ていたみたい」と言うのでした。
『抱かないあなたと抱かれたいわたし』16話の感想・考察
ゆりと拓海は夫婦なのですが、周りとはかなり変わっていますよね。
拓海は非日常的な事を味わいたいからこそゆりとの関係を続けているのだなと思います。
それが楽しませてくれる限り君は僕の味方、と言う言葉に現れている感じがします。
一方ゆりは、拓海に事実を言っているのかいないのか分かりませんが、子供を作りたいと言われた時に聞き返している感じから
愛されたいと言う気持ちも多少持っている感じがしました。
涼真は仕事から帰宅しました。
出迎えてくれる人があゆみだったら良いのに、あゆみとの理想像が出ていましたね。
結婚して最初の方はもしかしたらあの様な感じだったのかもしれません。
けれど突然さっきまで一緒にいた女性会長の顔が出てきて現実に戻りましたね。
最後のゆりの悪い夢でも見ているみたい、の一言はまるでさっきまで見ていた夢や不倫の事実を知っているかのような言い方でした…。
だからこそ、その想像を悪いと表現したのかなと思います。
次回、涼真とゆりはどの様に二人の時間を作っていくのか見所ですね。
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