この記事では『できるメイド様』の43話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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『できるメイド様』43話のネタバレ
新たな問題。東方教国からの使節団
マリの力を借り、無事にパーティーを乗り切ったレイチェル令嬢の元に東方教国からの使節団がやってくるという報告が入ります。
なんと、皇太子はその接待をレイチェルとアリエルに任せると言うのです。
まさかと思いながらも重要な他国からの使節団の接待。
成功すればぐっと皇太子妃への道が近付くのは明らか、自分の侍女から報告を受けたアリエルは
これこそがパーティーで空けられたレイチェルとの差を埋める絶好のチャンスだと
父を頼って最高の晩餐会を開こうと計画を進めます。
しかし、そんな報告を聞いたレイチェルとマリにはアリエルの持つ強大な力の前にどう対抗するかの他に
もう一つ心配事が・・・それは
アリエルがきちんと接待を終えられるのか、
宗教や文化も違う東方教国からの使節団。
なにか粗相をしないか心配が募ります。
外交問題に発展⁉
そうして訪れた東方教国の使節団。
団長はカサンという褐色の肌が眩しいアラブ風の衣装をまとった好青年。
国から帝国の君主である皇太子に話があるとスルタンから命令されやってきましたが、意外にも好待遇な異教徒の風景に関心してしまいます。
旅の疲れを広い風呂で癒し、いざ晩餐の時です。
なんとか接待役を勝ち取ったアリエルに迎え入れられ、カサンは満足そうに笑って自身の席に着きます。
そんなカサンへの対策はばっちり。
豚も酒も嗜まない東方教国の教えに反しないように用意したジュースを勧めながら事前に周囲からもらった助言に胸を撫でおろし、
勝利を確信するアリエルですが、思いもよらないことが起こります。
それは晩餐会のメインである仔牛のステーキが運ばれてきた時、一気にそれまで穏やかだった会場が騒がしくなり、
カサンは強くテーブルを叩きつけ、声を荒げます。
なんと東方教国では確かに牛を食べることは宗教上可能なのですが、そのためには特別なハラールという処理を施した肉でないといけないのです。
それを知らないアリエル、到底イスラム教の文化が浸透していないこの国ではハラールの肉なんて用意できるはずがありません。
激怒したカサンを始めとした使節団はイスラム教に反していない食事を出すまではなにも話さないと言います。
頼み事があるとは言え、数百年ぶりの東方教国からの使節団。これは皇太子も無視するわけにはいきません。このままでは外交問題に発展してしまう。みんなが頭を悩ませます。
皇太子の前に立つレイチェル。一体どうするのか!
自身たちの教義にあった食事が出るまでなにも話さないカサン達使節団の話はもちろんレイチェルたちの元にもやってきます。
ハラールのことまで知らなかったレイチェルはアリエルが接待役に選ばれてよかったと胸を撫でおろすのですが、
そんなレイチェルの隣でマリは「この問題を解決する気はありませんか?」と尋ねます。
もちろんそんなことが出来ればアリエルとさらに水を開けることができますが、レイチェルにイスラム教の知識なんてありません。
もしも、間違ったことをすればアリエルの二の舞、いえ、それ以上にひどい評価になるのは目に見えています。
「私には無理よ」なんて断ろうとしたレイチェル。
ですが、解決しないかと言い出したのはただの侍女ではなく、危機を救ってくれたマリ。
彼女が言い出したということはなにか解決策があるのかと首を傾げるとなんと「私に一ついい考えがあります」なんて返ってきたではありませんか!
そうしてマリから知恵を借りたレイチェルは皇太子の前に立ちます。
『できるメイド様』43話の感想・考察
これまた胸熱展開になってきました!
ドレスの時にもどうやってくぐり抜けるのかマリの活躍にドキドキしましたが、今回もまたどうやって解決させるのかがすごく気になるところです。
しかも今回は外交問題も関わる他国の使節団の接待です。
アリエルの失敗をどうやってマリがフォローするのかももちろん注目点なのですが、心配なのはどこまでレイチェルがマリの手柄を自分の物にするかですよね。
ドレスやお菓子の件はまだどうにかなりそうですが、これでマリのアイディアでうまくまとまってしまった後
レイチェルがなにかボロを出してしまった時、叱責はもちろんマリまで及ぶでしょう。
そうなったときに颯爽と助けに来てくれる皇太子の姿が見たい、と思ってしまう読者の皆様も多いとは思いますが、やっぱりマリには幸せになってほしいですよね。
とにもかくにも、マリがレイチェルに提案した起死回生の一手が気になる43話となりました!44話も楽しみですね!
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