できるメイド様【12話】ネタバレと感想!




この記事では『できるメイド様』12話ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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ネタバレはしてほしくない!という方はご覧にならないでくださいね。

西帝国の使節団

久しぶりに聖誕祭が開催される事になりました。
今まで戦争や内戦などでずっと大変でしたが、やっと明るい雰囲気になれると市民達は喜びます。
式典の準備も問題なく進んでいましたが、一つだけ想定外のことが起きました。
それは、[西帝国]がお祝いとして使節団を派遣してきました。
[西帝国]とは…マリ(モリナ王女)のいたクローヤン王国の占領を認めず、敵対関係にある隣国です。
その敵国が、今さらどんな目的で使節団派遣してくるか分からず悩む皇太子ラエル。
“俺を倒すために何か弱点を掴もうとしているのか…それともクローヤン一族のモリナ王女を探し出し、クローヤン王国の領有権を主張しようとしているのか…”
使節団の人数はなんと200人もいるという。しかもその殆どが騎士であり、それはまるで誰かの護衛の様に見えます。
視察に行った守備隊によると、どうやら使節団の責任者のショーバー伯爵以外に、見知らぬ重要人物が一人同行している様子であると…
使節団は3日後の前夜祭の晩餐会に参加することになっていて、その前日に到着すると伝えられる皇太子ラエル。
「晩餐会の場所は確か…百合宮殿か…」
そう、百合宮殿といえばマリが働いている場所です。
わん
ここで新しく出てきた重要人物とはどんな人なのか気になりますね。
晩餐会ではどのような交流がもたらされるのか気になります。

誰もが知っている料理

マリは 百合宮殿のマスターシェフのピーターに頼まれ、地下倉庫に一緒に行きます。
今回の聖誕祭の晩餐会で使用する最高級の肉を、1ヶ月前から熟成しているそうです。
しかし、最近の長雨のせいで次々と肉が腐ってしまい、使用出来る肉の数がどんどんと減っているのでした…
肉が腐っていると聞き付けた公爵が駆けつけ、
「肉が腐っているとは、どいうことだ!明日の晩餐会に最高級のステーキを出せないということか?」
と、ピーターに問いただします。
「今の所は大丈夫ですが、万が一のために追加で肉を用意しておいた方が良いかもしれません。」
「それは出来ない。」
今からでは、数百人分の最高級の肉を用意することは出来ないと公爵は答えます。
「質の低い肉なら手配出来るが…しかし、晩餐会にそんな質の低い肉を出す訳にはいかない。明日の料理はなんとしても最高級でなくてはならないのだ!」
これだけ気をつけていれば大丈夫だろう…とは言いながら、肩を落とすピーター。
マリは自室に戻り、何とかシェフを助ける方法はないかと悩みながら寝てしまいます。
そこでマリは牛肉料理のコンテストの夢を見ます。
“肉の品質は一般家庭で使われる二等級…しかし!優れた技法で最高級の品質に負けないほどの味を引き出しました!
我々が今まで食べてきた安価な肉なのか疑うほど柔らかく風味豊かな味!
誰もが知っているこの料理の名前は…!”
にゃあ
誰もが知っている料理とは、一体どんなメニューでしょうね?
最高級ではなく、一般的な肉を使用しても最高級の料理が作れるのか?公爵や皇太子等食べる人達も納得する味が引き出せるのか?注目していきたいです。

翌日

「昨日の夜、確認したときは大丈夫だったのに…」
「夜中に湿度が上がってしまい、菌が広がってしまったのでしょう…」
今日になって残っていた肉も腐り、とうとう最高級の肉が使えなくなってしまいました。
「もしかすると、わしの料理は今回で最後になるのかもしれんな…」
ボソッとつぶやくピーター。
“私に出来ることはないかしら?ピーターさんが皇太子様から罰を受けなくて済む方法が…
あっ!あれだったら!”
マリは昨日見た夢の中での出来事を思い出します。
ちょうど、そう思ったその時でした!
「晩餐会の準備は順調か?」
マリの真後ろから…ゾクッと背筋が凍りつくこの声は…
皇太子ラエルが現れたのでした。
わん
ラエルが何故ここに!?ラエルの目の前にはマリがいます!
ラエルがいる前でマリは夢で見たメニューの事を話すのでしょうか?




『できるメイド様』12話の感想・考察

敵国の西帝国から来るという重要人物が、どんな人が気になります。
おそらく晩餐会では、皇太子と交流がもたらされると思いますが、果たしてモリナ王女(マリ)を探しに来たのか、
それとも皇太子を牽制しに来たのか… どのような展開になるのか気になります。
そして、晩餐会で使用する予定の肉が腐って使えなくなってしまいました!!
公爵は新しく最高級の肉を手配するのを渋っていましたが、最高級の肉なら確かに数百人分も、急に用意するのは現実的にも厳しいですよね。それは仕方がないと思います。
マリが夢で見た[誰もが知っている料理]とは、一体どんなメニューなのでしょうか?
普通の一般的な肉を美味しく調理して、何とか無事に晩餐会で出す最高級のメニューを作って欲しいですね。
ラエルが急に様子を見に来てビックリしましたが、マリには何とか正体がバレない様に活躍してもらって、どうにかシェフのピーターさんを助けてあげて欲しいです!
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