この記事では『できるメイド様』の13話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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質の低い肉
「予定していた仔牛のステーキが出せなくなったのなら、どうするつもりだ?」
ため息を吐きながら、ラエルは聞きます。
急いで食材担当者に他の肉を用意してもらう事になりますが、今からではどうしても質の低い肉しか手に入れられないといいます。
“他の国は良いとしても、西帝国にバカにされるのだけは許せない”
チッと舌打ちをしながら思うラエル。
「何か良い方法はないのか?質の低い肉で最高級の料理を作る事は?」
ラエルはピーターに質問しますが、
「どんな方法を使っても牛肉本来の味で勝負するステーキを上回る料理はありません。」
と答えるピーター。
困ったな…
悩むラエルは、ふとマリの事を視界に入れます。
マリの料理
一方、ラエルとピーターのやり取りを横で聞いていたマリは悩んでいました。
“質の低い肉で最高級の味を引き出す方法…今日夢に出て来たあの料理ならピーターさんも納得するはず。でもこの状況でどうやって伝えよう…”
チラッとラエルの方を見ると、ラエルもマリの事を見ていた様で目が合いました!
ラエルもこの前のクッキーの味を覚えていて、
“この前のクッキーは、かなり美味しかったが、他の料理も得意なのだろうか…”
そしてラエルはマリに聞きます。
「君は何かアイディアはないのか?品質の低い肉で最高級のメインディッシュを作る方法はないのか?」
その質問を受けてマリは悩みます。
“ここで言っても良いのか…ここで私が知らないと言えば皇太子様はこれ以上、私に関心を寄せないはず…だけど…”
「一つだけ、知っている料理があります。それは私の母が良く作ってくれた料理なのですが、質の低い肉でも風味が良く、柔らかい味を引き出す事が出来ます。
最高級ステーキを超えることは出来ないかもしれませんが、この料理ならではの美味しさがあるんです。
それに、ステーキに慣れている人達にとって、初めて食べる料理を提供することで深い感動を与えれるかもしれません。」
マリの話を聞いたが想像もつかないと、実際に作ってみるようにと指示を受け、マリは作り始めたのでした。
“メイドの中にも料理が得意な人はたくさんいるから、これで私を怪しんだりしないよね”
と思いながら作り始めるマリ。
“初めて作る料理だけど自信はある、大丈夫よ。”
そんな事を思いながら料理を作り続けます。
このメニューを提案して作ってみる位では、そんなに目立つ事もないかと思いますが
ラエルの目にはどんな風に写るのでしょうね。
例の料理
晩餐会会場にて…
今日の晩餐会で使用する肉が保管が悪かったせいで腐ってしまった様だと、話題になっている様子です。
いったいどんな料理が出てくるのかと噂されています。
ガチャッ…
皇太子ラエルが登場し、各国の来賓に挨拶をします。
「遠くからわざわざお越しいただき、ありがとうございます。誠心誠意準備した晩餐会ですので、お楽しみ頂けたら幸いです。」
ラエルの言葉に続くようにと、料理が来賓客の前に運ばれていきます。
“どうせ大したことなんてないだろう。急いで手配した質の低い肉でも出してくるに決まってる。さて食べてやるか。”
と来賓客達は思いながら、一口食べはじめました。
結局メインディッシュは、どうなったのか気になります!
『できるメイド様』13話の感想・考察
結局、とうとう保管していた元々の最高級の肉が腐ってしまい、使えなくなってしまいましたね…
マリのいう、質の低い肉でも最高級の美味しさの料理とはいったいどんなメニューなのか、今回もまだメニュー名は明らかにされませんでした。
結局、メインディッシュはどうなったのか…
マリの作ったメニューに決まったのか、それともまた別の何かになったのか気になります。
きっと次回、各国の来賓客がメインディッシュを口にすると時に明らかにされるのでしょうね。
最高級の肉のステーキも、もちろん美味しいのだとは思いますが、マリの作る料理も気になります。
それにしてもマリは、きっと夢の力がなくて以前の様なマリだったら、こうして人前で料理をするような場面は、失敗してしまったりしそうで、見ていて少しハラハラしてしまいます。
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