この記事では『できるメイド様』の14話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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『できるメイド様』14話のネタバレ
メインデッシュ
晩餐会にて、各国の来賓客が次々と運ばれて来る料理を食べています。
“なかなかの料理の腕前だ。しかし晩餐会で最も重要にはメインディッシュ。いったいどんな料理を…”
「我が東帝国が特別にこだわってご用意いたしました、特製ステーキです。ぜひ、お召し上がりください。」
出て来た料理を見て、来賓客は驚きます。
“おいおい、これは挽肉じゃないのか?晩餐会にこんな物をだすなんて…”
しかし、一口食べるとイメージが覆されます!
ソールズベリーステーキ
“ソールズベリーステーキ”とは、誰でも手軽に作れる料理ですが、料理人の腕によって美味しくも不味くもなる料理です。
ここで、マリの夢の中での会話が明らかになります。
“最高の料理って何だと思う?”
“質の良い材料の本来の味を引き出すのが料理において一番重要なんじゃないのか?”
“それも間違っていないと思うけど、誰でも作れる材料で、誰もが幸せになれる料理こそが最高の料理だと思うんだ。”
各国の来賓客からも絶賛されます。
「まさに珍味ですね。」
低品質の肉とは思えない柔らかい食間と、たっぷり溢れ出る肉汁…そして口の中で広がる風味。
一歩間違えば物足りなさを感じさせる料理ですが、ワインが美味しさをより引き立てています。
“ソールズベリーステーキ”またの名を”ハンバーグステーキ”といいます。
マリへの褒美
「晩餐会が成功に終われば君に褒美を与えよう。」
マリの料理を食べ、メインデッシュにすると決めたラエル。
「とんでもございません。私の未熟な料理で少しでも力になれただけで十分でございます。」
マリはこれ以上注目されてしまうのを避けたいと思っていますが、
「皇太子として功労者を放っておくわけにはいかない。とにかく晩餐会が終わったらゆっくり話そうじゃないか。」
周りの絶賛とは対象的に、顔を青ざめるマリ。
一方、ラエルは今回の件を受け、マリを獅子宮殿の配属にしてやろう…と決めたのでした。
西帝国の重要人物
晩餐会でのメインデッシュの話をする西帝国のショーバー伯爵。
その相手はなんと、今回の使節団に混ざって来た重要人物[ヨハネフ3世]でした。
[ヨハネフ3世]とは…15歳という若さで西帝国の皇帝の座に就き、10年も混乱に陥っていた西帝国を安定させた名君です。
美しい外見、優れた計略、一般市民に寄り添う心を持ち、完璧に見える君主ですが、いくつか致命的な欠点があるようです。
今回の使節団の同行に際して変装をしているのですが、
“正体なんてすぐにバレるだろう。もし正体がバレても東帝国が西帝国と戦争する気があれば別だけど、そうじゃなければ俺を殺したりしないさ。”と、ひょうひょうとしています。
実は今回の使節団に同行した理由は”クローヤン王国の最後の王女、モリナ(マリ)を探すため”でした。
しかもモリナ王女の情報を掴んでいない東帝国のラエルとは違い、西帝国のヨハネフ3世は、モリナ王女が東帝国の宮殿内にいるとの噂を既に手に入れていて、確認のために来たのです。
しかしヨハネフ3世は体調に不安を抱え薬を飲み、医師も同行させながらの旅の様子です。
「俺の嫁にする相手なんだ。どんな女性なのか、この目で確認するべきだろう?」
そしてまた、このヨハネフ3世もモリナ王女(マリ)を嫁にしようと考えているのでした。
『できるメイド様』14話の感想・考察
ついに晩餐会でメインディッシュが出てきましたね。
そしてマリの作ったメニューは、ハンバーグでした。
確かに挽肉を使っていて、レストラン等でも老若男女問わず美味しいと人気メニューですよね。
質の低い肉でも美味しく料理が出来たみたいで安心しました!
皇太子ラエルは、今回よこのピンチを救った功労者として、マリを評価したいのだと思いますが、マリとしては、これ以上ラエルと関わりを持ちたくはないという…なんとも複雑な状況です。
でもラエルは、功労者を評価したいとは、やっぱり血の皇太子等と呼ばれていますが、単に冷徹な訳ではないのだと思います。
そして西帝国の重要人物が明らかになりましたね!
まさかヨハネフ3世、皇帝本人が来るとは思わなかったです。
でも、このヨハネフ3世もモリナ王女(マリ)を探していて、嫁にしようとしてるなんて、マリの自由は今後どうなってしまうのでしょう!?
マリを巡ってラエルとヨハネフ3世が争う事になるのか…今後の展開に注目していきたいです!!
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