この記事では『できるメイド様』の16話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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『できるメイド様』16話のネタバレ
皇太子妃
誕生祭の会場とは離れ、自室で休憩する疲れをあらわにする皇太子ラエル。
通常ではこのようなパーティーは皇后様や皇太子妃様の所轄であり、独り身の皇太子は一人で対応しないといけないので、疲れる程度も変わってくるのだといいます。
独り身の皇太子も、元老院からの圧力が日に日に増しているため、誕生祭が終わった辺りに皇太子妃を決める事を迫られている様子です。
皇太子のラエル本人は、皇太子妃について”帝国にとって、もっとも利益となる人物でなければならない…”と考えています。
それでも、当事者のモリナ王女(マリ)の事を無視しての結婚なんて反対です!
自分らしくないラエル
誕生祭の夜、花火の上がるなか、会場の裏をキョロキョロとしながらマリを探すラエル。
“今日の俺は少し変だ。あのメイドのことばかり…もう少し待っていたら…会えるかもしれない…”
会ってどうするつもりだ自分自身に問いかけ、会場へ戻ろうとします。
しかし、丁度その時マリを見つけて木の陰からこっそりとマリの様子を伺います。
“か弱そうに見えるのに、何事にも本気で取り組んでいる。そういえば、菓子のお礼を言ってなかったな…”
そんな思いを巡らせますが、
“俺はいったいどうしてしまったんだ?”
自分らしくない行動に戸惑いその場に留まり悩むのでした。
皇太子が一人のメイドの事をこんなに考えてしまうなんてビックリです!
気になるメイド
誕生祭の会場にて。
コゼーリン侯爵の娘やスピナ公女、ドミニ姫など…名だたる令嬢が皇太子ラエルの様子を伺っている様子です。
しかしラエルはそんな令嬢達に目もくれず、頭の中ではモリナ王女の事を考えています。
顔を上げ会場を見回すと、マリはまるでリスが慌ただしく働いている様に、あちこち走り回っています。
そんなマリの姿が気になり目でしばらく追っていると、目が合いました。
そしてラエルはマリに声を掛けます。
「飲み物を持ってきてくれないか?」
そしてマリはラエルの元へ、イチゴジュースを持ってきます。
またそこでも、ラエルはマリの事をじっと見てしまうのでした。
ラエルの頭の中はマリの事でいっぱいになっているんでしょうね!
青年との出会い
エルの前から離れ、緊張から解きほぐされるマリ。しかし、仕事はまだまだ続きます。
ラエルの前から退いた後、バルコニーへと飲み物を運ぶように頼まれたマリ。
ドンッ!!
そこで突然、物陰から出てきた青年とぶつかってしまい、手に持っていた飲み物を落とし、マリ自身も倒れてしまいそうになりました。
しかし、そのぶつかった相手がマリの事を倒れないようにと支えてくれたのです。
「大変失礼しました!申し訳ございません!私のせいで…」
顔を真っ青にしながら平謝りするマリ。
しかし青年は怒るどころか、マリにこう言いました。
「お嬢さん、お怪我はありませんか?」
さらにはお嬢さんなんてって声をかけるんて紳士に違いありません!!
『できるメイド様16話の感想・考察
皇太子ラエル、今回の話では今までよりもずっとマリの事が気になって仕方ない様子がみられますね!
誕生祭の最中も、マリの事を目で追っていたり、夜の片付けの時も木の陰からこっそりマリの事を見ていたり…なんだか行動が、片思いしている女の子みたいで、ちょっと微笑ましいです。
誕生祭の後には、元老院の圧力もあり結婚相手を決めなければならないなんて、ラエルも大変なのだろうとは思いますが、それでも勝手にマリの意思に関係なく、結婚相手にされるのは嫌ですね。
誕生祭の会場では、マリは久々にやらかしてしまいましたね。
来賓客とぶつかってしまい、飲み物を落とすなんて…最近のマリらしくないです。それほどまでに、ラエルに飲み物を出したのが緊張したのでしょうか?
そしてぶつかってしまった相手の青年。こぼしてしまった飲み物よりも、倒れそうになったマリを支えてお嬢さんと声をかけて、怪我の心配をするとは、紳士ですね!!
次回以降はきっと、この青年について明らかになると思うので注目していきたいです!
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