この記事では『できるメイド様』の17話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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ぶつかったけれど…
前回の話の続き…
誕生祭の最中に青年とぶつかってしまったマリ。
倒れそうになるも、その青年に支えられ無事に倒れないで済みました。
「本当に申し訳ございませんでした。」
「いえいえ、急に飛び出した私の責任です。お怪我がなくて良かった。服は着替えれば良いだけですから…」
怒ることもせず、逆にマリの心配をしてくれる青年でした。
この青年…実は西帝国の皇帝ヨハンなのです。
でも、マリは相手が皇帝ヨハンだと気がつきません…
ヨハン側も探しているモリナ王女がまさか目の前のメイドだとは思いませんよね…
西帝国の皇帝ヨハン
”俺の計画通りに進めるにはモリナ王女が必要だ。でもなかなか見つからないな。”
西帝国の皇帝は、ここ東帝国に到着してから秘密裏に、クローヤン王国が滅亡したときに連れてこられたメイド達の中に、モリナ王女が紛れ込んでいないか調べていました。
ですが、それでもまだ見つかっていません。
西帝国の皇帝は体調に問題を抱えているため、計画を成功させるためには時間がないのです。
ズキンッ!!
突然、皇帝ヨハンに病気の発作が表れました。
通常時用の薬で効かない時は、発作時用の青い薬を飲まなければいけません。
しかし、意識が遠退き薬を飲むことが出来ませんでした。
その時です!マリが替えの着替えを持って来ました。
倒れている皇帝を見つけてすぐに脈を取りますが、ほぼありません。
そして近くに落ちていた薬を見ます。
発作時用の青い薬を見つけて飲ませようとしますが、ヨハンは意識がないため自分で飲むことが出来ません。
そこでマリは水を少し口に含ませ、皇帝へと口移しで水を飲ませます。
”どうかお願い!もう少しだけ!頑張って!…誰も死なすわけにはいかない。”
そんな思いで必死に介抱した結果、皇帝の意識が戻りました。
”息を吹き返してくれてありがとうございます”
マリの思いが皇帝に届いたのです。
慌てることもなく冷静に、発作で倒れてしまって危険な状態の皇帝を助けるなんて凄いです。
それにしても水を飲ませる為だとしても、口移ししてしまうとは!!
助けられた皇帝ヨハン
皇帝が自室で、目を覚ましました。
ここ最近発作が起きなかったので安心していたようです。
しかし今回は、最悪な事態になるところでした。
医師には心臓が止まる直前に青い薬を服用したおかげだと言われますが、皇帝本人には自覚がありません。
うっすらとマリが助けてくれた時のことを思いだし、あれは夢じゃなかったのか?と思う皇帝。
完璧な応急処置で本当に運が良かったと言われます。
ヨハンは助けてもらったお礼をしようと思うのですが、なにしろ相手が分かりません。
倒れた時に近くにいたのは、ヨハンを発見したメイドだけだというのです。
しかし今回の応急処置は高度なもので、メイドに出来たとは考えられないといいます。
おそらく今回のこの行為は、前に見た戦場で重症の人達をみていたという夢の力が発揮されたのでしょうね。
『できるメイド様17話の感想・考察
西帝国の皇帝とマリ(モリナ王女)は、お互いの事を知らずに何度も接触してしまいましたね。
西帝国の皇帝も、もれなくイケメンです!
マリの周りはどんどんイケメンが集まって来たような気がします(笑)
この皇帝、以前から体調が優れないようで、薬の服用をずっと続けているみたいです。
発作が起きることもあるとは結構深刻な状態なのかもしれないですね。
そのせいもあって、マリ(モリナ王女)の事をいち早く見つけて、自分の目的の為に結婚しようと思っているのだと思いますが…
それにしても、マリはまたもや大活躍してしまいました!
まさか突然発作で倒れた皇帝ヨハンを助けてしまうとは…
普通の人だったら目の前で人が倒れていたら慌てたり動揺したりして、冷静になることも難しいのですが、さすがマリ!
夢の力も利用して、冷静にそして的確に応急処置をしたとは素晴らしいです!
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