この記事では『できるメイド様』の18話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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助けてくれた人は?
西帝国の皇帝ヨハンに呼ばれたマリ。
ぶつかってしまった時の汚れてしまったジャケットがどうなったか尋ねられ、キレイに洗濯して保管してあると答えます。
ヨハン、彼もまた目的を果たすためには手段を選ばない冷酷な君主といわれており、国を統制するために流した血は、東帝国と比べ物にならないといいます。
皇帝の座に就いた日、無礼な振る舞いをした公爵の首をその場で切り飛ばし、領地まで燃やしたという話は大陸の誰もが知っている程の人物です。
そんな恐ろしいヨハンに、マリは聞かれます。
「倒れていた私を発見したとき、他に誰か見ませんでしたか?」
「あの時バルコニーには陛下が倒れていただけで、誰もいませんでした。」
応急処置を完璧にこなし、そのまま患者を放置して姿を消した医師はどこにいるんだ?と皇帝は悩みます。
まさか…このメイドが?ヨハンはマリの事を疑い始めました。
西帝国の皇帝ヨハン
“お願いっ!何も聞かないで!”
マリの表情は冷静さを保っていますが、心の中では叫んでいました。
ヨハンに確認したい事があるので近づいて欲しい、と言われ戸惑いながらも近づくマリ。
ヨハンの前まで近づくと…突然、両手を握られます。
「へっ陛下!いったい何を…」
すぐ済みますから…と言われますが、突然の事に戸惑うマリ。
「陛下、離してください!」
そして、マリはパッと手を離します。
「すみません、どうしても確認したい事があったので…失礼しました。手がとてもキレイだったので実際に触って確認したかったのです。」
その時です!突然部屋の入口のドアが勢い良く開けられました!
怒りながら入ってきた東帝国の皇太子ラエル。
「マリはこっちに来い。そっちにいないでこっちに来るんだ!」
その声に従いラエルの陰に隠れるマリ。
「体調が悪いと聞いていたが、嘘だったみたいだな。」
ヨハンに対して怒るラエル。
一方でヨハンは、落ち着いた声で話します。
「ラン、お久しぶりです。どうしてそんなに怒っているのですか?こうして会えたのに、そんな態度をされたら寂しいじゃありませんか。」
今までは誰にも[ラン]と呼ばれる所を見なかったので驚きです。
ヨハンの言葉に対し、ますますラエルは怒りをあらわにします。
「無礼な客が俺のものに手を出したというのに、怒らない君主がどこにいる。」
「今すぐにでも、ここから追い出したいが、貴様の体調を考慮し見逃してやろう。だが、この宮殿にいる以上、言動には気をつけろ。回復したらすぐに国へ帰れ。」
怒った態度のラエルに、呆れながら分かりましたよ…と話すヨハン。
とにかく、まだ確かではないが、あのメイド…怪しいな…もう少しこの宮殿に留まるとしよう。
ヨハンのマリへの疑いは続きます。
助けてくれた人だという事がバレだけなら良いのですが、マリの正体は絶対にバレないで欲しいです。
聞こえないラエルの声
ヨハンの部屋から出たマリとラエル。
“皇太子様は、どうしてあんなに怒っているのかしら?”
理由が分からずに悩むマリ。
でもそれより、今は早く仕事に戻らないと…と思い、
「陛下、私は仕事に戻ります…」
マリが一言伝えると、ラエルは急に振り返り
「行っていいぞ…これからは気をつけろよ」
と言いますが、ラエルの声が小声過ぎて、マリは気が付かずに仕事へと戻っていきました。
マリの事が心配なら素直になれば良いのに…
『できるメイド様18話の感想・考察
西帝国のヨハン、ラエルと同様に…もしくは、それ以上に人々から恐れられる存在だったんですね。東帝国よりもっと冷酷とは、過去に一体何があったのでしょうか…
そんなヨハンが、自分を助けてくれた人探しを始めました。
マリは実際にヨハンを助けた訳なのですが、ヨハンとマリがこれ以上接点を持つことになって、実はマリがモリナ王女だとばれないかドキドキハラハラします!
そして、ラエル!
マリの事が心配なら、素直になれば良いのに!っと思ってしまうのですが、ラエル自身、まだマリの事を好きだと自覚したわけではないですもんね。それに皇太子という立場上、難しい事も多いでしょうし…
どちらにしても、ヨハンにもラエルにもどっちにも、マリは実は[モリナ王女]だという事がばれないように、マリには、今後も何とか頑張って隠して欲しいです!
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