この記事では『できるメイド様』の31話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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祭り
美味しそうな果物をみたり、街を散策しながら休暇を満喫しているマリ。
するとピアノを見つけます。
しかしそのピアノは白い鍵盤は切れていて音が鳴るのは黒い鍵盤のみでした。
せっかくのお祭りなのにどうしたものか、と悩んだマリは黒い鍵盤のみで演奏してみせました。
壊れたはずのピアノの音が聞こえ、街の人々が集まってきます。
演奏を終えるとたくさんの人々が。
目立ってはいけない、と逃げるようにマリは立ち去りました。
“簡単な曲だったけれど楽しんでもらえてよかったわ。私も楽しかったし。それにお金まで貰えちゃった!!”
“宮殿から出て自由になったらピアノを演奏してお金を稼ごうかしら”
こんなことを思いながら歩いていると何かが迫ってきます。
ハッと気づくと男にナイフを当てられたマリ。
「大人しくついてこい、大声はだすな」
ラエルに助けられるマリ
ラエルは偶然にも街で果物を見て悩むマリを見つけます。 ”マリ?なぜここに..”
見つからないようにと場所を変えようとすると怪しげな三人の男たちがマリを見ているのに気づきます。それはマリがピアノを弾いてる時まで。
ピアノを弾き終えたマリを見失ってしまったラエル。焦りながら街中を走り回り必死にマリを探します。
”治安には気を使っているから帝国内は安全なはずだが...でもなんだか嫌な予感がする”
”マリ、無事でいてくれ!!!”
その時路地から声が聞こえてきました。 「殺されたくなかったら静かにしろ!」
声のしたほうをみると男たちに部屋に連れ込まれそうになっているマリの姿がありました。
男たちにむかって剣で襲いかかるラエル。マリを男たちから離します。
いきなりの出来事に吹き飛ばされ、うろたえる男たち。「誰だ!!」
「お前ら何をしている!!失せろ」 さらに怒りを含み恐ろしい瞳で男たちに問いかけます。
「選択肢を二つやろう。舌を噛み切って死ぬか、俺に殺されるか」
「さあ、どうする」
ラエルのあまりの気迫に怖気付き無事に捕らえることができました。
お礼は・・
マリはラエルにお礼を言います。「ありがとうございました、おかげで命拾いしました」
「ああ..」ラエルはそれだけ答え、考え込みました。
”全員殺すべきだった。生かしておく価値などない野郎ども目め。わいせつ行為に強盗や殺人。帝国の治安は一体どうなっているんだ。宮殿に戻ったら真っ先に解決しなくては...”
そんなラエルをちらっと見ながら先ほどのラエルを思い出すマリ。
”宮殿の家来かなにかかと思っていたのに、あれだけの剣術を身につけているってことは騎士さんかな?”
”気難しいひとだと思っていたけれどこんなところで助けてもらうなんて..”
改めてもう一度お礼を告げます。マリは「この恩をどう返したらいいか。。」悩んでました。
「いや。。」ラエルはマリが無事ならそれでいい。むしろ安全に暮らせるような治安のいい国にできてない自分のせいだと責任を感じます。
「できることはあまりありませんがそれでも恩返しがしたいのです。何でも言ってください」
そう告げるマリにラエルは悩みます。”宮殿に戻って休ませてやったほうがいいのかもしれないが..”
「ならば...今日一日俺の手伝いをしてくれ」
「わかりました。何をすればいいでしょうか?」
「別に何もすることはない。ただ一緒についてきてくれればいい」
「はい。。」 マリはただついていけばいいと言われ困惑します。
「あ、あの...」
「ラン。ランと呼んでくれ」
夕日に照らされたラエルは優しく微笑みながらそう告げました。
『できるメイド様』31話の感想・考察
あそこまでラエルが切れるとは。。何人か殺ってそうな目でしたね(笑)
マリはラエルが皇太子だとは気づいてない様子ですよね。仮面をつけているのとつけていないのではそれほど違うのでしょうか。
次回、皇太子であることを隠したままのラエルと王女であるとバレルとまずいマリがどんな会話を繰り広げるのか楽しみですね。
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