この記事では『できるメイド様』の32話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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心配…?
貴族が通う高級病院に連れてこられたマリ。
ラン(ラエル)はマリの怪我を診てもらうために連れてきたのです。
「この子を治療してくれ。」
ランの表情には[心配、気がかり]という文字が浮かび、診療する医師も、今まで女性に全く興味を示さない皇太子が!と驚いています。
治療を終えたマリは、
“心配してくれたのかな…偶然、何回か顔を合わせただけなのに…こんなに親切にしてくれるなんて、キエルさんみたいに優しい人なのかも”
と、ランに対して思いました。
…しかしマリは、目の前にいるランと皇太子ラエルが同一人物だとは気付きません。
「心配してくれて、ありがとうございます。」
マリはランへお礼を言いました。
“心配って、この俺が?どうして俺がこんなことをするのか…君を思うたびに苦しくなったり、安らいだりする。”
“自分でもコントロール出来ない、初めて湧いたこの感情は何なのか…”
ラン(ラエル)には早く気がついて欲しいですね!
「お菓子…あの時、お菓子をもらったお礼だ。」
ランは照れ隠しをするかのように、くるっと振り返って歩き始めました。
その姿を見たマリは、くすっと笑いました。
楽しい時間
ランとマリはジュースを飲み、ベンチで休憩しています。
「ところで、何か用事があるんじゃないですか?」
マリはランに尋ねますが、本当はそんなものないのに咄嗟に言ってしまったので、どうしようか悩みます。
「俺の用事だが、金を使うことだ!君が一緒に手伝ってくれ。いくら使っても構わない。」
ラエルはこんな言い訳をいいました。
それを聞いたマリは、プッと軽く吹き出し笑います。
マリには、ランが正直に一緒に見て回ろうと言えなかった事を見抜かれてしまいました。
もう少し素直になれば、もっとマリとの距離が近づくかもしれないのに…
マリはランと一緒に食べ歩きをしています。
「奇遇ですね。ランさんと私は好みが似てるみたいです。ランさんが選ぶところ全部、さっき昼間に行きたかったお店ばかりです。」
ギクッ!!
…実はランが昼間マリを見つけてから、こっそり後ろ姿を追いかけていたから知っていたのです。
「あっあれはどうですか?」
「じゃあ1つずつ。」
マリはスタスタとお店に行き、あっという間に会計を済ませてきました。
「どうして君がお金を出すんだ?」
「奢ってもらってばかりだったから、私もランさんに何かご馳走したかったんです。」
「ありがたく頂こう。」
マリとランは楽しそうに過ごしていました。
日が暮れて…
夜になり、そろそろ帰る時間が近づいてきたマリ。
明日から獅子宮殿での業務が始まる事を思いだし、気分が落ち込みそうになりますが、何とか持ちこたえます。
「そろそろ帰る時間か?送っていこう。」
ランが言いましたが、マリは大丈夫…と言おうとした、その時!
突然大雨が降ってきたため、二人は雨宿りすることになりました。
二人で何処かに雨宿りする様子なので、もう少し一緒にいられますね!
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『できるメイド様』32話の感想・考察
なんとなく…仮面を被っていないラエル(ラン)は、いつもより表情が柔らかいように感じます。
皇太子としての緊張感から解放されるからでしょうか?
ランはマリの事を心配していたのに、それすらも自覚がなかったとは驚きです。
マリの事を思うと、自分でも自覚していなかった気持ちに気付かされるという事なのですかね。
早くマリへの気持ちにも気づいて欲しいものです。
それにしてもランは、素直になれずにマリに対して、用事は金を使うことだ。なんて言ってしまうとは…!
しかも素直になれなかったという事もマリには分かってしまったので、何だかやり取りが微笑ましかったです(笑)
皇太子…としての立場を除いたら、ランは意外と良い人なのかも知れませんね。マリと楽しそうに食べ歩きをしていた雰囲気は良さそうでしたよ!
そして、そろそろ帰ろうとしていたところ、突然の雨が降ってきました。
この後は二人で雨宿りをするとの事ですが、マリとランの二人はどんな展開になっていくのか…楽しみにしています!!