この記事では『できるメイド様』の30話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
他の話数のネタバレは⬇のボタンから見れます☆ | ||
全話一覧まとめはこちら | ||
⇦前回 | 今回 | 次回⇨ |
29話へ | 30話 | 31話へ |
二人の姿を見つけるラエル
皇太子ラエルは、マリとキエルが二人でバルコニーにいる姿を見つけます。
まさか二人は親密な関係に…と思いますが、まさかそんな事はないと頭を振ります。
“気にするな。あいつらとは何も関係ないんだから。俺が機にすることじゃないだろ?”
必死にマリとキエルの事を考えないようにと、自分に言い聞かせるラエル。
マリの事を考えないようにしようと、仮面舞踏会の最中なのに近くにいるオルン公爵へ仕事の話をします。
“急にどうしたんだ?機嫌悪そうだけど…バルコニーに何かあるのか?”
オルン公爵はラエルの態度を不思議に思います。
「オルン、建国祭が終わったら、少し外に出てくる。」
突然ラエルは言いました。
「…つまり、秘密裏に一般市民の調査をするおつもりですか?」
「ああ、農民たちの意見も知る必要があるからな。」
“…一人になって外の風に当たれば、余計な考えも忘れ去るだろう”
オルン公爵には、もっともらしい事を言いましたが、本当はマリの事が気になってしまってどうしようもないので、外に出てリフレッシュしたいみたいです。
「俺は宮殿に戻る。」
ラエルはオルン公爵にそう言い残し、仮面舞踏会から足早に立ち去っていきました。
マリがキエルと一緒にいる姿を見て、モヤモヤしたのだと思います。
愛のキューピット作戦
“昨日は楽しかったぁ。キエルさん、この前作ってあげたお菓子すごく気に入ってくれたみたい。また作ってあげよう…何だか夢でも見ているみたい。”
マリは、昨日の仮面舞踏会での事を思い出していました。もう二度と仮面舞踏会に参加する事はないだろうと思っています。
ところで今日は、建国祭の後のお休みです。
明日からはいよいよ獅子宮殿での勤務が始まるマリ。
”心配したってどうにもならないわ。これからは油断禁物!…いろいろ考えたけど、獅子宮殿から抜け出すにはあの方法しかない。”
マリの考えた計画とは…
建国祭後には皇太子妃の選択があります。
皇太子妃の候補のうち、誰か一人に協力して皇太子妃に選ばれるように仕向け、その人にお願いして配属を変えてもらう…という作戦のようです。
”皇太子のメイドだから皇太子妃のお世話をする機会が多いはずだもの。皇太子妃に選ばれる人と仲良くしておけ
ば、きっと私の頼みを聞いてくれるはず。名付けて[愛のキューピット作戦]!”
ラエルはマリの事をわざわざ皇太子専属のメイドにしたくらいなので、きっとマリの事は手放したくないと思います…
市内へ…
マリは市内を歩いていると、まだ市内はお祭りが続いているようで賑わっています。
”明日からは大変だから、今日は全部忘れて楽しまなくちゃね!”
久しぶりの休日を満喫しようと決めるマリ。
マリが田舎で見たお祭りとは全然違い、規模も大きくとても賑やかで、とても明るい雰囲気の市内です。
”現皇帝のトローン2世はもう4年も意識が戻っていないのに、皇太子の力でここまでの賑わいになっているのかな…クローヤン地方も気にかけてくれているのは確かだわ…つまり、農民にとって悪い君主ではないってことかな…”
マリは色々と考えながら歩いていました。
一方皇太子ラエルも、今日の休暇を利用して市内に出かけるつもりでいます。
いつも側にいる近衛騎士の同行も断り、一人で身軽に出かけるといいます。
市内を歩き気分転換をすればマリの事を忘れられるだろうと思い、市内へと出かけて行きました。
思いっきり市内でお祭りを楽しんで欲しいです。
他の話数のネタバレは⬇のボタンから見れます☆ | ||
全話一覧まとめはこちら | ||
⇦前回 | 今回 | 次回⇨ |
29話へ | 30話 | 31話へ |
『できるメイド様』30話の感想・考察
皇太子ラエルはマリのことが気になって仕方がない様子ですね!
キエルと一緒にバルコニーで話をしている姿を見ただけで、不機嫌になったり、急に関係のない仕事の話をしたり…
これはマリの事を意識していないと起こさない行動ですよね。
一方マリは、お休みの日を利用して、いつもの自分の正体を隠さなければいけない環境から一歩外へ出て、市内へと出かけて来ました!
市内はまだまだお祭りの最中なので、マリには日常の事を忘れて思いっきり楽しんで羽を伸ばして欲しいです。
ラエルも、いつもは一緒に行動する近衛騎士隊もお供に付けず、たった一人で市内へと出て行きました。
市内を歩きながら気分転換をして、マリの事を忘れようとしてますが…はたしてマリの事は忘れられるのでしょうか?
二人とも市内へと出ている様ですが、次回はどんな展開が待ち受けているのでしょうか?楽しみにしています!