ハリガネサービスACE【140話】ネタバレと感想！

この記事では『ハリガネサービスACE』の140話のネタバレと感想をお伝えしていきます。

音の無い世界

バレーボールは打って、拾って、上げるスポーツです。

当たり前のようですが、そこにはボールに触れる「音」が存在していました。

しかし、羽座川のレシーブには音がありません。

無音レシーブに緋厳院のベンチはパニック状態です。

音を奪われる。

コートのプレイヤーにすれば、もう圧倒的な嫌悪感だけです。

駿天堂がこのままスパイクを決めて、得点は17-13と緋厳院に4点差。

一気に突き放しにかかるのでしょうか。

その様子を隣のコートで気になりだした下平。

しかも、まだ自分も試合中なのに、です。

心ここにあらず

すると急に豊瀬の山懸先生が急に立ち上がりました。

下平に対して大声で怒鳴りつけたのです。

隣の試合が気になるならば今すぐコートから出ていけ！

一緒に戦う仲間。

戦っている相手。

あまりにも失礼だと一喝します。

強面ではありますが、普段は生徒思いで温厚な山懸。

これほどまでに怒った姿は、部員たちも初めて見たようです。

その言葉を聞いて我に帰った下平。

両手で頭を抱えながら、自分は何をやっているのかと思い至りました。

気がつけば、豊瀬のリードは僅かに1点差まで迫られていました。

山懸の言うとおりです。

目の前の試合に集中すべきなのです。

心を入れ替えろ

チームの皆に申し訳ないと反省する下平。

しかし、下平には今の羽座川が東京都予選の決勝と同じ状況だと危惧していたのです。

自分の限界を超えたプレーの結果、肉体は悲鳴を上げて一命を失いかけた羽座川。

今すぐにプレーを止めければ、本当にヤバいと思っています。

入院した羽座川に一緒にプレーをしようと誘われた下平。

それでも豊瀬の皆が好きだからと、下平は羽座川とは別の道を歩むことを決めたのです。

仲間に謝罪をする下平。

羽座川の方はもう見ません。

髪の毛をかき上げながら表情を変えて、ネットの三蔵と対峙します。

心の中で羽座川に別れを告げながら・・・。

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『ハリガネサービスACE』140話の感想･考察

今回は山懸先生が見開きページで喝！

100億%のド正論でしょう。

会場がザワつくほどの怒声でしたが、問題教師などと誤解されて動画サイトに投稿されなければ良いのですが。

友達の羽座川を心配する下平。

しかし、それが目の前の人々を軽視する格好になりました。

まるで人生が終わったかのように絶望する様子が印象的でした。

少々オーバーリアクションの気もしますが、これは心からの反省ということで。

ラストで心機一転した表情は、やはり覚醒モードに突入かな。

怒られて良い所なしの下平でしたが、次回は主人公らしい活躍に期待しましょう。