この記事では『夫婦のスキマ』の11話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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「私が頼れるのは、柏木さんだけです」
会議室での一件があったその日の夜のこと。
修哉は姫宮と話したことを全て打ち明けていました。
「・・・そっか、姫宮さんストーカーに遭ってたんだ」
「うん・・・ストーカーが撮ってたのかも」
「あんなに怯える姫宮さん初めて見たよ、俺には想像できないくらいの恐怖なんだろうな・・・」
会議室で話したことを思い出し、いまだ動揺の色を隠せない修哉。
「それで・・・あのさ・・・」
「怯える姫宮さんに頼まれて、つい頭をなでてしましました!!」
写真を撮られた後ということと、触れてしまった罪悪感からか、修哉は透佳に「ごめん!!」と頭を下げながら謝ります。
そんな修哉の姿を見た透佳は、「・・・ううん」
「それで姫宮さんは落ち着けたんでしょ?修哉は正しいことをしたんだよ」
「透佳・・・!!」笑って許してくれる透佳の顔に、惚れ直したと言わんばかりの感動を覚えました。
「それにしてもそのストーカーが差出人なのかなぁ」
差出人がストーカーの仕業であることを疑問に思う透佳。
”差出人をわざわざうちの会社名義にして・・・?姫宮さんじゃなく私宛てに・・・?”
自身の疑惑を解明するために「私もこの件探ってみようかな」と透佳は言いました。
「えっ危ない目に遭ったらどうするの」と修哉は透佳を止めようとします。
ですが透佳の意思は固く「危ないことはしないから安心して、私だって修哉の力になりたいんだから」
その言葉を信じ「・・・うん・・・」と了承する修哉。
探るなら気を付けること!と、修哉と約束をした透佳。
”早く解決させて、不妊のこと修哉に打ち明けたい”
”修哉との関係を、隠し事のないものにしたいから・・・”
心の中でもう一つの想いを胸に込めて、決意を新たにします。
透佳と姫宮
写真の件と姫宮のストーカーの話を聞いた透佳は、1日姫宮の行動に目を向けていました。
”見た所全然元気そうだけど、ストーカーに怯えてたって本当なのかな・・・?”
帰り道も様子を見るために少し後をつけますが・・・”周りを警戒する様子もないし・・・”
姫宮の言動と行動に怪しさを抱いた透佳は、姫宮と会社の第三会議室で話をすることに。
「ねぇ、写真送ってきたの姫宮さん?」とド直球に聞く透佳。
もちろん姫宮は「知りませんよ、なんですか急に呼び出して」と答えます。
透佳が「まあそう答えるわよね」と呟き、”しょうがない・・・違う方向から探るか・・・”と考えていると、次は姫宮が口を開きました。
「私のこと疑う暇あったら、自分の心配したらどうですか?」
突然の言葉に「え・・・?」と耳を傾ける透佳。
「柏木さんの心は今、私に傾きかけています」
自信に満ち溢れた笑顔を向けられた透佳は、驚きを隠せません。
そのまま話し続ける姫宮。
「あなたのついた嘘で柏木さんは深く傷ついているんです」
「そこで気づいたんだと思います。私こそが特別な存在だって」
「こないだなんて怯えてる私に頭なでてくれましたもん」
姫宮の話していることが頭で追いつかない透佳。
「・・・ちょっと、言ってる意味わかんないんだけど・・・」
とまどう声で問いかけます。
「柏木さんのことは諦めたほうがいいってことです」
「だって私たちは運命の赤い糸で結ばれているんです・・・あなたとの婚約は一時の気の迷い・・・脇役には退場してもらわないと」
「・・・それに」
戸惑った状態で言葉を発せずにいる透佳に姫宮は続けて話します。
「私に抱きつかれたり頭をなでたり、柏木さんだって内心喜んでると思いますよ」
「柏木さんだってしょせん男」
「ちょろいもんですよ」
修哉は自分の物と言わんばかりの挑発的な目で透佳を見る姫宮。
今まで黙って聞いていた透佳でしたが、最後の一言を聞き、修哉が姫宮をどれだけ心配していたかを思い出します。
思いっきり壁に手をつき姫宮を追い込んだ透佳は「あんた、今の言葉取り消してくれる?」と一喝するのです。
そして姫宮のあの自信は一体どこからくるのでしょう、、。
厄介なライバルになりそうですね。
『夫婦のスキマ』11話の感想・考察
姫宮の強気な宣戦布告でしたね!
自信のある女性からしてみれば、男性なんてちょろいんですね。
女性が少々怖いなと感じた話でした。
あの場所に修哉がいたら、、、そう思ってしまいます。
次の回はどうなるでしょうか。
姫宮の企みもここで終わるわけないですしね。
もしかしたら不妊の事実を姫宮が知り、それをネタに何かしでかす可能性も・・!
透佳と姫宮の直接対決が今後どう展開していくのか楽しみです!
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