この記事では『夫婦のスキマ』の12話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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「あんた、今の言葉取り消してくれる?」
壁際に追い詰めて姫宮に一喝する透佳。
「”しょせん男”?修哉を一緒にしないで」
「二度と修哉を侮辱しないで、さもないと私が許さないから」
修哉を馬鹿にされたことで怒りを露わにする透佳。
そんな透佳の気迫に言葉に詰まる姫宮でしたが、何かを納得したように話始めます。
「なるほど、そういうことですね」
何がそういうことなのか分からない透佳は、その言葉に疑問を持ちます。
「あなた噂通りの怖い人なんですね」
「どうりで柏木さんがなかなか別れを切り出せないはずですよ」
「そうやって柏木さんを脅して付き合っていたんですね」
透佳の乱暴な言動や態度に困った顔をしながら話す姫宮。
「はぁっ!?」と言う透佳に対し姫宮は「わかりました。そういうことなら・・・」
「私が柏木さんを救ってみせます!!DV女には屈しません!!」
そう断言し会議室を後にします。
女性は敵に回さないようにしましょう・・。
姫宮の過去
会議室を後にした姫宮の背中を見つめながら、茫然とその場から動けずにいる透佳。
”話が・・・まるで通じない・・・”
”修哉・・・あんた・・・とんでもなく厄介な女に好かれちゃったんじゃ・・・”
そんなことを考えていたら、会議室に後輩女子の高原が入ってきました。
「透佳先輩!?」
中に人がいるとは思わなかったので驚く高原でしたが、いたのが透佳だったので笑みを浮かべます。
「お久しぶりです!!総務課時代にはたくさんフォローしてくださってありがとうございました!!」
嬉しそうに駆け寄ってくる高原は、続けて透佳に質問します。
「姫宮さんと何か話してたんですか?今すれ違いましたけど」
そう問われた透佳でしたが、逆に高原に聞き返します。
「・・・高原って今同じ営業課だっけ」「ねぇ姫宮さんってどんな子?」
質問を受けた高原は、ぐっと言葉をため「姫宮さんは・・・女子の敵です!!」
手でこぶしを作り、そう断言してきたのです。
「男性の前だとぶりっ子ですけど、私たちの前ではやな奴なんですよ」
仕事を残し帰る姫宮は女子の評判があまりよくありませんでした。
そして透佳は姫宮の新たな事実を高原に告げられます。
「それと聞いた話なんですが」
「前に勤めてた会社、上司との不倫がバレて辞めたみたいですよ」
「えっ、不倫・・・・!?」
不倫をしていたという話に驚く透佳。
「私の友人が取引先で働いていたので間違いないです」
「上司の他にも何人か手出してたんですって」
高原はそのまま話を続けます。
「しかも奥さんや彼女がいる人ばかり・・・」
「私の友人が言ってました」
「「あの子は人のモノに手を出したら、100%奪う子だ」って」
高原の話を静かに聞く透佳。”そんな恐ろしい子が修哉のことを・・・”
恐怖を感じているのか言葉を発することができません。
「うちの会社ではまだ被害者は聞いてませんが、柏木先輩も狙われないように気をつけた方がいいですよ!」
その言葉を言った後、そういえばと何かを思い出し「あっ!!」と声を出す高原。
「特に来週なんて要注意じゃないですか!!」と青ざめた顔で話します。
「えっ」と、なんのことか分からない様子の透佳。
「泊りの仙台出張!!」
衝撃過去が明らかですね。にしても、透佳は面倒見が良さそうなので、後輩に好かれそうですね~
仙台出張
高原に会ったその日の夜。
仙台出張のことを言い忘れており、「ごめん、透佳!!」と手を合わせて修哉は謝ってきました。
「仕事が忙しくてすっかり言うの忘れてた!!」
必死に謝る修哉に透佳も「しょうがないなぁ」と許します。
ですがやはり気がかりことが。
「修哉と姫宮さんが2人でねぇ」
仙台出張は修哉と姫宮が2人で行くことになっており、透佳はため息を吐きながらぼやきます。
「あんな写真見せられた後で・・・透佳も嫌だよね」と透佳の気持ちを汲み取り「ごめん」と落ち込む修哉。
その様子を見た透佳は修哉の背中をべしっと叩きます。
「なーにヘコんでんの!!修哉らしくないよ!!しっかり仕事して!!」
そして透佳はいつもの笑顔を修哉に向け真っすぐ伝えます。
「私に悪いっておもうんならさ」
「もっと堂々とかまえて、大丈夫だってこと私に証明して見せてよ!」
真っすぐな透佳の目を、修哉も見つめ返します。
「この間私のこと信じて待ってるって言ってくれて、すごく嬉しかったから」
「私も修哉のこと信じて、修哉の帰りを待ってるから!」
透佳の言葉に「もちろん!」と返す修哉。
出張土産の話などをし和みムードになりましたが、姫宮の行動を読めない透佳は正直不安をぬぐいきれていませんでした。
”姫宮さんがたとえどんな手を使ってきても、修哉が心変わりするなんてあり得ない”
ですが、高原が言っていた”あの子は人のモノに手を出したら100%奪う子だ”という言葉が頭から離れません。
”修哉は浮気なんてしない”
”それも姫宮さんなんかとは絶対・・・”
”・・・どうか、何も起こりませんように・・・”
出張当日。
「柏木さんっ」
「すみません、お待たせしました!」
駅で待ち合わせる修哉と姫宮。
「柏木さんと2人きりなんて・・・なんだか緊張しちゃうな」
透佳の不安な思いもある中、仙台出張がスタートです。
不安なのに強がる素振りを見せる透佳は、本当に強いですね。
『夫婦のスキマ』12話の感想・考察
姫宮の過去が見えてきましたね。
奥さんや恋人がいる人を狙ってターゲットを決めているのでしょうか。
修哉を選んだのも、婚約者がいるからターゲットとしたのかもしれませんね。
そしてこのタイミングで出張!まさかの2人で!!
何もないことを願いますが、この出張で一波乱ありそうな予感がします。
透佳の気持ちも不安定な今、この出張でスキマができてしまうかも・・・。
絶対に見逃せない回になりますよ!乞うご期待です!!
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