この記事では『夫婦のスキマ』の16話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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”雪村さんにはこのこと、内緒にしてください”
姫宮とのホテルでの一件、透佳に言えないことができてしまった修哉。
”透佳、俺はどうすればいいんだ・・・?”
「牛タン!!と牛タンカレー!!笹かまにずんだ餅!!」
「今夜はごちそうだね!」
自宅のテーブルにお土産を広げはしゃぐ透佳。
「一度に食べたらもったいなくない?」
「いいの!!この日を楽しみにしてたんだから!!」
お土産を手に楽しそうな透佳を見て、修哉は微笑みます。
突然、透佳が「あ!!しまった忘れてた!!」と叫びます。
「何!?」と驚く修哉、原因はごはんの炊き忘れでした。
2人でコンビニへ行き買い物を済ませ、家までの道を歩きます。
「珍しいね。しっかり者の透佳がごはん炊き忘れるなんて」
「他のことで頭いっぱいでさ・・・」
ははっと笑いながら話す透佳に「?他のこと?」と聞き返します。
「・・・うん」
「修哉が帰ってきたら、はっきり言わなきゃって考えてたの」
寒い夜道を二人で歩きながら話します。
透佳の言葉に、何を言いたいのか察しがつく修哉。
「”はっきり”って・・・もしかしてずっと透佳が言えなかったこと・・・?」
俯き、修哉の言葉を静かに聞いていた透佳。
顔を上げ笑顔で伝えました。
「私、赤ちゃん産めないかもしれないんだ」
言えた透佳はやっぱりは強いです。
透佳以上はいない
突然の告白に言葉を失う修哉。
「病院で検査してもらってわかったの、排卵障害の一種なんだって」
「だから結婚してもずっと2人きりかもしれない」
「修哉の望むにぎやかな家庭は、作れないかもしれない」
頭を抱え静かに話を聞く修哉ですが、驚きを隠せず、あいた口が塞がりません。
「修哉の幸せ減らしたくなくてずっと言えなかった、ごめんね」
透佳は辛そうに、でも笑顔で話します。
「・・・それに私、嫌だったんだよね」
「修哉に言ったら、子供できづらい自分を、認めなきゃいけない気がして・・・」
「・・・私、これでもさ・・・」
「修哉にふさわしい奥さんでいたかったからさ」
目に涙をためながらも、笑顔を崩さず話す透佳。
「ごめんね修哉」
「こんな私で、ごめんね・・・」
透佳は自分に責任があると、修哉に何度も謝ります。
静かに話を聞いていた修哉。
辛そうな顔と何度も謝る透佳の姿に、修哉の目にも涙がたまります。
透佳の身体を抱きしめ、「1人で抱えて辛かったよね!!」
「なのに俺何にも知らず、透佳のこといっぱい傷つけてた!!」
修哉は、以前マイホームを建てる時、子供部屋についても話したことを思い出します。
「たとえ産めなくたって、透佳は俺の大好きな透佳だよ!!」
「俺には透佳以上の奥さんなんていないんだからね!!」
涙を流し、透佳の目をみてはっきりと透佳への想いを伝える修哉。
「うぅ~っ、気づかなくてごめんなぁ」
自分のことでこんなに泣いてくれる修哉を目の当たりにする透佳。
”修哉・・・ありがとう・・・”
”私以上に泣いてくれるあなたが、大好きです”
自分以上に大切な人がいるというのは、人生において素晴らしいことかもしれませんね。
隠し事
「あー、やっと言えてよかった」
「肩の荷が下りた気分」
伝えられた安堵感からか透佳は笑顔で話します。
「修哉が前に言ってた通りだね」
その言葉に「え?」と修哉は聞きます。
「私たち夫婦になるんだし、包み隠さず何でも話すべきだよね」
修哉は無言になりました。
「修哉?」と呼ばれ「う、うん・・・」
「そう・・・だよね・・・」と歯切れの悪い返事をします。
”修哉・・・?”不思議そうに思う透佳でした。
次の日の朝。
姫宮は鼻歌を歌いながら料理をしていました。
「フフフフフーン♪フンフンフーン♪」
「よしっバッチリ!!」とお弁当におかずを詰め蓋をします。
「柏木さん喜ぶだろうなぁ・・・」
笑顔の姫宮。
その目線の先には、修哉と姫宮がベッドで一緒に寝ているツーショット写真がありました。
姫宮は写真をどう使ってくるのか・・。怖いですね・・。
『夫婦のスキマ』16話の感想・考察
やっと伝えれましたね!
そしてやっぱり修哉は優しい男性ですね。
自分以外のことで涙を流せる人は、本当に素敵です。
もちろん、透佳も優しく強い人だなと思います。修哉を想って言えなかったんですもんね。
このまま素敵な結婚をし夫婦となってほしいですが、姫宮がどう動くか、今後は見物ですね。
あんな写真も撮影してましたし、次回は写真をネタに脅し編でも始まるのでしょうか。
次回も見逃しません!!
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