レディービースト【96話】ネタバレと感想！

グランディア王国の唯一の後継者！

ジンジャーの登場に騒つく会場で、彼に声をかけるレイラ夫人。

彼女は、ジンジャーにどのような用件で来たのか・・・と聞きます。

これに、あなたは？と名乗るように聞くジンジャー。

レイラ夫人は、お辞儀をしながら挨拶が遅れたことを謝罪し、挨拶をします。

しかし、ジンジャーはあなたの身分を聞いた・・・私と会話をする資格があるのか、と鋭い視線で聞き返しました。

ジンジャーの言葉にレイラ夫人は赤面しながら、ドレスを持つ手にぎゅっと力が入りながら、最もらしい理由を述べて答えるのです。

すると、グランディア王位継承権1位のエリサ姫の夫であれば、この国の王族になる・・・陛下以外の人間が入国を邪魔するのか？と口にするのでした。

彼がそう口にした瞬間、会場内はエリサの地位がグランディアの唯一の後継者であることを示されたのです。

そこにはすでに、過去に除け者にされていたエリサの姿はなかったのです。

ジンジャーの様子を落ち着かせるように声をかけながら、この事は忘れない・・・と口にしながらレイラ夫人の方を見て、会場を後にするのでした。

レイラ夫人の怒りと企み・・・

パーティー会場での出来事が納得できずに、部屋で怒りを爆発させるレイラ夫人。

部屋にあるお皿を割って、興奮した様子のレイラ夫人に落ち着くように声をかけたのはフィリアでした。

落ち着くよう伝えながら、自分がやり返す・・・と口にする娘に、黙るように言う姉・クラウディア。

そして、今度はどんなバカな事を？と彼女に言い放つのでした。

これに、自分はただ・・・と言い訳をしながら、エリサが自分の立場を分からせようとしていただけだ、と口にします。

これに、グラウディアは、あなたの行動でジンジャーがエリサの味方だって示したようなもの・・・と怒りながら文句を言います。

それでもエリサの味方になる人は・・・とフィリアが口にすると、ランデルの公爵が旦那であることをさっき見せつけられたじゃない？と悔しそうに言うのでした。

きっと、この一件で2人に近づこうとする人も現れるはず・・・と口にすると、レイラ夫人が悲鳴をあげながら、身分がなんなの？と怒りが収まらない様子！

自分が貴族だったら・・・と平民であるが故に受けた屈辱を心の中でボヤきます。

母親の様子に改めて、落ち着くようにグラウディアが伝えると・・・この状況で？といかっ表情で聞き返しました。

グラウディアは、エリサは生意気だったけど・・・それもグウェン公爵の影響では？なら、公爵夫人でなくなればいいだけ、と口にします。

彼女の言葉に、なるほど・・・と言った様子で落ち着き始めるレイラ夫人でした。

魔力が強まっている？

レイラ夫人とグラウディアは、エリサを公爵夫人じゃなくすればいい・・・と恐ろしい計画を立てるのです。

その頃、部屋に戻ったジンジャー達でしたが、疲れた様子のエリサを心配してルフェラが声をかけます。

想像よりも疲れたみたい・・・と答えると、心配した様子で到着が遅れたことを謝罪するジンジャー。

必要なもの？と落ち着かない様子の彼は、水分を摂るようにとコップに水を注ぎます。

ジンジャーの優しい行動に、お礼を言いながらコップを受け取ろうと手を差し出すエリサ。

確かに喉が渇いたかも・・・とコップに彼女が触れると、ピキッという音と共にコップにヒビが入って下に落ちて割れるのでした。

えっ？と驚く2人と・・・ルフェラも驚いた様子で、どうして急に？怪我は？と心配して聞きます。

そして、兄に強く握り過ぎでは？と聞くと、えっ？と驚きつつ否定するジンジャー。

これに、魔導士・リハンはコップが割れたのは・・・と口にすると、緊張した様子で彼が次に言う言葉を待ちます。

魔導士・リハンは、エリサに魔力の調節ができてないのでは・・・？と伝えるのでした。