レディービースト【99話】最新話のネタバレと感想！

『レディービースト』99話のネタバレ

容赦ないジンジャー

この大陸での偉大な復興を成し遂げた国・ランデル。

その権力の頂点を極めた男こそ、若くも能力がずば抜けているジンジャーなのです。

レイラ夫人の長女・クラウディアは、見れば見るほどいい男であるジンジャーにうっとりしながらため息を吐きます。

声をかけられたジンジャーが、何か？と答えると・・・困っていることがあれば力になりたい、と口にするクラウディアでした。

そして、自分は長年の間、姫に代わって城の管理をしており、殿下からも強い愛情を持たれている・・・とエリサを卑下した言い方をしながら、彼の腕に触れるのです。

ジンジャーはニヤッとすると、それが余計なお世話だとは考えないのか？と口にします。

これに笑顔を忘れずに、ただただ力になりたいだけ、と何でも申し付けてほしいと伝えるのでした。

すると、その言葉にハッと渇いたように笑うと、彼女の壁に押し付けるジンジャー。

彼の行動にドキドキしながら戸惑った姿を見せると、その健気な心にずっとそばに置いて抱かないといけないな？とジンジャーが口にします。

これに、ずっとあなたをお慕いしています、一緒にいられるなら妾でも・・・と彼女が口にすると、君の母親のように？と笑ってジンジャーは聞きます。

えっ？とその言葉に反応した彼女の表情が固まると、ジンジャーはさらに容赦ない表情で親が親なら子も子だな・・・とクラウディアを馬鹿にします。

ジンジャーの言葉に、彼女は一気に恥をかいたかのように顔が真っ赤になるが、彼は妾の座はここにない、他を当たるようにと冷めきって表情で伝えました。

そして、これ以上近づくなと忠告すると、その場を離れるのです。

自分にとっての全て！

ジンジャーがその場を離れていく姿を見つめながら、エリサよりも馬鹿にされたことを受け入れられずにいるクラウディア。

自分がこんな屈辱を受けるなんて・・・と険しい表情で立ちすくむのでした。

一方のジンジャーは、妻・エリサと共におり、自分を見つめてくるエリサにどうした？と尋ねます。

そんな可愛く見つめられたら、読書に集中できないじゃないか・・・と口にしながら、彼女の肩に手を置きます。

彼の行動にビクッとして一瞬黙った後に、もしかして・・・自分に言えない悩み事でもあるの？と尋ねました。

なぜ分かった？と聞き返すジンジャーに、あなたの妻ですよ？どんな時だって分かります、と満面の笑顔で伝えるエリサ。

すると、優しく笑いながら、今はどう見えるのかな？と彼女に問いかけます。

うーん・・・と考えた後、私が綺麗だとか？違う？とニコッとしたまま答えるエリサでした。

正解、というジンジャーに、続けて抱き締めたいのでしょ？と聞きながら、エリサはニヤッとした表情でダメ、と言います。

だって、私が抱き締めますから・・・と彼を抱きしめるのです！

ジンジャーは、自分より俺を抱き寄せる妻が愛おしくて、どうしたらいいのか・・・と感じます。

そして、君がいないと呼吸もできない、と口にする彼を撫でながら泣いているの？と聞くエリサ。

俺は、君がいない世界が手に入っても意味がない、愛しているよ、とエリサに伝えるのでした。

そう彼女に伝えながら、心の中でだからどうか・・・君も自分を選んでほしい、と呟くのです。

本当の衝撃の事実とは？

自分ではどうすることもできない、と感じたジンジャーは神官・パウロの所へと向かうのでした。

エリサがいない世界、状況など考えられないと感じながらもどうすることもできないジンジャーは、足早に神官・パウロの元を尋ねて頭を下げるのです。

助けてほしい・・・と頭を下げる彼に、神官・パウロはハハッと笑いながら、あなたはプライドが高いと聞いていましたが、私に頭を下げるとは？と口にします。

これに、望むのであれば土下座でも・・・と彼に伝えます。

プライドを捨ててまで、何が望みなのですか？と聞かれると、ジンジャーはスッと顔を上げて、エリサは神聖力を持っているのですか？と質問しました。

そうです・・・と言われると、万が一「ダーク」を産んだら彼女はどうなる？と続けて質問するジンジャー。

彼の質問に、間違っていますね・・・神聖力を持っていたのはリズ王妃なので、あなたの妻が「ダーク」なのです。

神官・パウロの言葉に、ドクンッと胸が打たれたようになるジンジャーでした。

そう伝える神官・パウロの表情は、怖いもので・・・彼は続けて、あなたは「ダーク」をどのように使いたいのですか？と問います。

ジンジャーは質問に答えることもできずに、衝撃の事実を知ることになるのでした。

すると、続けて神官・パウロは、世界を滅ぼす力を持っているあなたの伴侶は、使い方一つで世界征服もできるのですよ？笑いながら口にするのです。