レディービースト【98話】ネタバレと感想！

エリサが目覚めて・・・

チュンチュンチュンと鳥のさえずりが聞こえる中で、パチっと目を目覚めたエリサ。

むくっと、上半身を起き上がらせると、自分の体が軽いことを感じて目覚めるのでした。

きっとよく眠れたかしら？とふっと視線を横に向けると、座ったまま眠っているジンジャーに気づきます。

彼の姿に、一晩中看病してくれたのだと気づき・・・お礼を口にしながら感動するエリサ。

ジンジャーの姿を見つめていると、突然パッと！彼女の名前を呼びながら目覚めたジンジャーは、目覚めたエリサに驚きます。

そして、いつ目覚めたのか、調子はいいのか、など彼女を質問攻めにしました。

慌てた様子で質問彼に、驚くエリサだったが・・・もう体調が良くなったことを口にします。

彼女の言葉を聞くと、ふぅっと安心した様子でエリサの元へ近寄るジンジャー。

本当によかったと、伝えながらエリサを強く抱きしめて・・・この数日間、気がどうにかなりそうだった、とエリサが眠っている間心配していたことを伝えるのでした。

ジンジャーに、数日間も眠っていたことを伝えられ驚きながら、そんなに？と聞くエリサ。

これに、彼は３日間寝込んでいた事実を伝えつつ、その間は特に問題はなかったから安心するように伝えます。

彼から話を聞いたエリサは、ジンジャーの顔がやつれていることを心配します。

自分が寝込んでいる間、休まずに看病を？と聞きます。

これに、彼女の名前を呼んで、手を握りながら・・・君が良くなったなら何でもない、と優しく微笑むのでした。

ひまわりの花の秘密とは？

３日間寝込んでいたエリサが目覚めて、ホッと安心した様子のジンジャー。

すると、コンコンと部屋がノックしてラゴルが入ってきます。

エリサが目覚めた様子に、体調の様子を聞いていると・・・彼が両手いっぱいに持っている花についてそれは？と質問するエリサ。

彼女に質問に答えたのは、ラゴルでなくジンジャーでした。

ラゴルが持っていたのは、ひまわりの花・・・ジンジャーは、解熱用に薬草として使っていたのだよ、と説明します。

ジンジャーの説明にニコッと笑顔を見せて、そうですか・・・と答えつつも、ひまわりの花にそんな効果があるの？と内心で疑問を抱くエリサ。

そんなエリサの頬に手を触れて、元気でいれば俺はそれで十分だよ、と伝えるジンジャーに自分も同じ気持ちであるとエリサも口にします。

エリサが目覚めて、全員で朝食を食べていると・・・よく食べますね！と姉であるエリサの食欲を口にするルフェラの言葉に、あれ？食べすぎかしら？とエリサは頬が赤くなります。

ルフェラは、慌てた様子で否定しながら、元気になってくれたことが嬉しいです・・・と伝えるのでした。

すると、食欲が沸いちゃって・・・微笑みながら彼女にも食べるよう勧めるエリサ。

そして食べ始めると・・・自分をじっと見つめるジンジャーの視線に気づき、食べずにいる彼にどうして食べないのか、と聞きます。

自分はやることが終わってから食べるから平気だ、と伝えながら、グランディアの貴族達の対応をするとエリサに言うのでした。

自分も一緒に・・・と言うエリサに、目覚めたばかりだから心配せずにゆっくりと休むようにとジンジャーは伝えます。

受け入れ難い真実

エリサが目覚める数日前、ジンジャーは信じられない事実を突きつけられます。

それは、妻・エリサが神聖力を持つ者である可能性・・・ラゴル達にその可能性を説かれて、驚くものの体調不良の原因について考えないと、と口にするのでした。

その原因に気づいたのは、ラゴル！

ラゴルは、渡された資料にある万が一、神聖力を持つ者が妊娠した場合・・・と記載された箇所を提示します。

神聖力の者が妊娠するのは、稀なこと・・・しかし万が一妊娠した場合は、力の調整が難しくなると記載されていたのです。

さらに、その神聖力の者が万が一妊娠しており、授かった子が「ダーク」の可能性も・・・その場合は「ダーク」を生んだ母親には死が待っていると記載されていました。

ジンジャーは、エリサが神聖力を持っている可能性が・・・彼女が目覚めたことにより確信に変わります。

エリサの全ての状況が記載されていた本と当たりすぎており、ジンジャーも受け入れるしかない様子。

しかし、どうすることもできない事実に現実に、エリサの居ないところで苛立った姿を見せるのでした。

もし万が一、「ダーク」となる子を彼女が生んで、彼女が死んだら・・・自分は彼女を失うのか？と、エリサのいない世界で生きることは耐えられないと感じるジンジャー。

そして、自分に本を渡したパウロなら何か方法を知っているかもしれない・・・と考えます。

考え事をしているジンジャーに、声を掛ける人物が・・・それはレイラ夫人の長女・クラウディアでした。