推しが上司になりまして【25話】ネタバレと感想！

推しの恋人はあり？

彼の胸で感じるトキメキに、心の思いを口にする中条。

彼の胸に両手を当てて、頬を赤らめながら・・・推しの恋人になっていいのでしょうか、と推しで上司である部長に聞くのでした。

中条の言葉に、推しか・・・と内心で自分自身でないことを感じながらも、それでも真っ直ぐ見つめる彼女の目を見て、優しく微笑みます。

そして、ぎゅっと中条を抱き寄せて、一歩前進ですね、と言うのでした。

突然、推しで上司の部長に抱きしめられて、ハッとする中条。

それだけなく、部長が驚くくらいのスピードで抱きしめていた彼女がいない事に驚き、消えた？となる部長です。

ふっと視線をあげると、すごい勢いで謝りながら・・・今のナシで！と逃げながら中条が口にします。

その姿に一瞬無言になる部長でしたが・・・暴走したように、話し始める彼女に、ナシ？と聞き返すとパニックした様子の中条でした。

中条自身、自分で何を口走っているのだ！と心の中で動揺が隠せない様子。

そして、酔っているから外の空気を吸ってきます、と口にして逃げようとするのでした。

彼女の心に「俺」を刻みつける！

中条が逃げようとしていると、彼女の腕をグイっと引っ張って止める部長。

そして、爽やかな笑顔で、ここは外だけど？と口にするのでした。

なんとか逃げようとする中条に、自分も酔ったのかな？とため息を吐きながら、自分の良い覚ましに付き合ってほしい・・・と演技を入れて頼む彼に、即答する中条！

完全に部長が、推しの斗真にしか見えていない中条は、写真集の１枚の写真と彼を重ね合わせるのでした。

そして、夜なのに眩しい！と部長の姿に意識が妄想の世界へと飛んでいく中条です。

彼女の姿を無言で見つめながら・・・またトンでる、内心で感じる部長。

部長は、彼女の姿をじっと見ながら、彼女の心に「俺」を刻み付けないといけない・・・とボソッと口にします。

彼がボソッと口にした内心の言葉は聞こえなかったが、それにハッと我に返って、えっ？となる中条。

すぐに、部長に何か言いましたか？と聞くも、濁しながら誤魔化す部長でした。

斗真が生活の中心になっている・・・

推しに斗真の姿にしか見えない部長に誘われて、外で風に当たりながら酔いを覚ます中条。

彼に休日は何をしているの？と聞くと、すごい勢いでえっ？と驚きながら、どうしてそんなことを？ドキドキしながら聞き返しました。

中条があまりにも驚いたことに、一瞬驚く部長だったが、すぐにキラキラとした笑顔で微笑み、君のことが知りたいだけだよ？と答える部長。

その笑顔に興奮しながら、休日はD V D鑑賞や読書・・・と俯きながら答える中条です。

彼女の答えに、感心した反応を見せつつ、どんなものを？と部長がさらに質問しました。

どんなもの・・・と聞かれると、目を点にしてから最近だと、と推しの斗真のD VDとパンフレット片手に鑑賞会を楽しんだことを伝えます。

そう伝えた後に、ふっと横を見ると表情は笑っていない笑顔で、斗真以外では？と部長が聞きます。

まさかの斗真封じに、ガーン！となりながら他には・・・と考え始める中条。

しばらく考えてみたものの・・・ハッと自分自身は斗真以外に何もないことに気づき、さらに落ち込み涙が溢れ始める中条でした。

質問への返事がない彼女の方をふっと見ると、静かに涙を流しながら泣いている中条に驚いて、どうしたの？と部長が聞きます。