この記事では『龍と苺』の63話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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注目度№1
竜王戦に出場する苺の凄さを知り、レジェンドだと驚く心子。
アマ初、学生初、女性初の決勝進出となるのでしょうか。
先手は苺となり、ぷっぷくぷーと残念そうな神崎。
マスコミの撮影時間も終わり遂に対局です。
神崎の強さを肌で感じる苺。
桂の間で対局を観戦する人の中には、今日は早く終わるかもと予想する声が出ています。
しかし序盤で勝負がつくとは一体?
昼夜に続く
苺の四間飛車に対して、神崎は居飛車。
しかし苺は定跡にない端攻めの準備を整えます。
奇襲にでた苺。
神崎は苺の手を分からないと惚けながら、この誘いに乗り勝負を受けます。
一番イヤなところに金を置かれて悩む苺。
神崎はマイペースで適当に置いちゃえと言いながら、勝負は続いていきます。
苺たちの昼食が気になるマスコミ。
単なる話題集めに群がる輩もいるようで。
棋士の対局は、1回で6~7時間はかかるもの。
他の間の対局は終わり、大広間で残っているのは苺と神崎だけです。
2人とも持ち時間を切りそうな様子で、ソフトの評価も神崎52%、苺48%とほぼ互角の展開です。
投了
互いに席を立ち会話をする苺と神崎。
苺の序盤の攻撃は奇襲奇策ではなく、最近研究していた定跡でした。
神崎は序盤の策を潰せたはずですが、それでは早く勝負がつくと敢えて受けたようです。
今日はマスコミが多く来ており、勝てば自分に注目が集まるはず。
今のトップ棋士たちは見た目がチンピラなので、これでは将棋が広まらない。
若い子が入り易いような環境を神崎は考えたのです。
ここからは終盤力の勝負だと勝負は再開。
連勝記録を目論む神崎は攻めの銀。
飛車を取られたら終わると直感する苺は、攻めに繋げる一手を模索します。
秒読みで100手に迫る中、ソフト評価値が99対1になる一手が指されました。
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『龍と苺』63話の感想・考察
棋士相手に4連勝とアマでありながら勝ち進む苺。
否が応にも注目が高まりますが、撮影するマスコミに慣れないこともあり、苺も珍しく戸惑っている様子が感じられました。
これはこれで初々しい。
神崎はお馬鹿キャラを装いながらも優勝候補だけのことはありました。
その実力は当然ながら、実は将棋界の間口の狭さを懸念しているようです。
これが素だと言いますが、本当はキャラを作っている?
最終局面はやはり秒読み。
苺は部活や出稽古で、二面、三面差しで連続して指す練習を繰り返しています。
棋力は神崎が上だと認めながらも、負けん気の強い苺。
受けては負けると勝負師らしい判断で、勝敗を決める一手を指したようです。
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