龍と苺【65話】ネタバレと感想！

この記事では『龍と苺』の65話のネタバレと感想をお伝えしていきます。

突然変異

藍田家の家族構成について話す守屋会長と龍王の山野辺。

父親は地元企業のサラリーマンで、母親はスーパーでパートの主婦。

ウソみたいに真っ当な家庭です。

得てして化け物は何の理屈もなく現れると話す守屋。

山野辺は両親が大学教授だが自分もバケモンだと反論しますが、守屋も祖父は元総理だと話が違う方に進んでいきます。

時の人

一方、登校した苺を周囲の生徒たちは遠巻き見ているだけです。

しかし、TVで放送された人物がやはり苺だと判明すると一斉に殺到。

インスタにあげたいせがむ生徒もいますが、苺は写真はやめてとこれを拒否。

将棋部の1年生も神崎に勝利して大興奮。

出稽古先でも同様に質問攻めです。

守屋たちが苺の家を訪問したことを知り、絶句する滝沢とタンポポ。

凄くないと苺は事もなげですが、もはやホラーです。

何度も質問されますが、ここでも棋士にはならないと苺は明言。

ただケンカしたいだけなのです。

一方、苺の後輩として負けられないと、中学大会での勝利を目指して練習を重ねていきます。

中学大会

そして5月。

全国中学生選抜将棋大会の神奈川県予選が始まりました。

昨年予選で優勝して全国ベスト8を果たした堂本をはじめ、村澤に木之本など強敵が出場する中、遅れて登場した苺たち。

会場はざわつき運営側も苺の出場に戸惑いますが、奨励会員ではないため参加を拒否する理由はありません。

苺の対戦相手は堂本です。

対局が始まり、矢倉を完成させたものの苦戦する心子。

そこに苺が姿を現します。

対局中に話しかけるなと心子の頭を叩く苺。

これは真剣勝負。

プライドをかけた殺し合いだと喝。

その苺は堂本を瞬殺していました。

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『龍と苺』65話の感想･考察

苺はアサシン（暗殺者）と思っていたと無茶ぶりの山野辺。

何気に親ガチャですが、些細な事でもマウントを取りたいようで、守屋も含めて勝負師は負けず嫌いです。

竜王戦6組決勝進出を決めた苺は、一夜にして周囲を取り巻く状況が変わりました。

狂騒が広がる中でも淡々とする苺。

中学生が学校にスマホを持参して校則違反にはならないの？

衝撃の家庭訪問に理解不能な滝沢たちとは対照的に冷静な苺。

欲求不満のはけ口か、それとも若さ故なのか、ただ単にケンカがしたいだけ。

中二病の感もしますが、苺にとっては竜王戦と中学大会は同列の扱いようです。

ラストシーンは苺に敗北して落ち込む堂本。

自信満々が癇に障るキャラでしたが、流石にこれは同情せざるを得ないでしょう。