龍と苺【72話】ネタバレと感想！

この記事では『龍と苺』の72話のネタバレと感想をお伝えしていきます。

名前の秘密

険悪な雰囲気の守屋とマリオネット。

そこに苺がやってきました。

苺はマリオネットの由来が知りたいようですが、馴れ合う気がないと拒否されます。

マリオネットと守屋の関係。

そして名前の秘密。

苺の興味は尽きないようです。

マリオネットの後から対局室に姿を見せた苺。

キング・オブ・クイーンとマスコミは持ち上げるのでした。

アホと天才は紙一重

先手は苺からです。

マスコミが退室して2人だけの真剣勝負ですが、やはり苺はマリオネットの名前が気になります。

再度マリオネットに拒否されるも、守屋から話を聞くと3手目で席を立つ苺。

これを見たマリオネットは、苦々しくも理由を話すつもりになりました。

かつては苺と同様に天才を自認していたマリオネット。

誰もが苦戦する三段リーグを1回で突破するなど、特に選ばれた人間だと思ったいたのでした。

そこで当時、守屋に今の名前を直談判したというのです。

若者の暴走を止めるのが大人の仕事のはず。

マリオネットはその時に名前を認めた守屋を恨んでいたのです。

肩透かしの結末について、コイツは単なるアホだと苺は思うのでした。

勝負は持久戦に

アホには負けられないと気合いが入る苺。

対するマリオネットは淡々と指していきます。

昼食メニューをメモしながら、守屋に対局の様子を聞くマスコミ。

そこに下校途中の月子が顔を出します。

守屋は初手から対局を再現しますが、途中から苺の読みが分からなくなりました。

奨励会の子ですら敵わない。

これを聞いてマスコミは、苺が優勝する可能性を月子に質問します。

あまりの的外れぶりに驚く月子。

しかし可能性を0.0001%と答えるだけで、マスコミは脈ありと喜ぶ有様です。

対局ソフトは62対38とマリオネットが優位に展開。

マリオネットは徹底した持久戦の構えです。

アホな名前のくせに強いと実感する苺。

今さら元の名前に戻すつもりはないマリオネット。

この名前であり続けるためには、単なる若手の有望ではなく竜王を獲るしかないと考えています。

マリオネットの勝率は今季8割です。

苺にはやはり格が違いすぎるのでしょうか。

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『龍と苺』72話の感想･考察

自分自身の若さ故の過ちとは、往々にして認めなくないもの。

守屋の立場からすれば完全な逆恨みでしょう。

もっとも、その時の後悔が今の対局を優位に進めているようです。

マスコミは何でいつも食事の特集をするのか疑問でしたが、月子の反応を見ると何となく納得。

将棋を知らない記者が記事にするからですね。

トンデモ質問にも対応する守屋に大人を感じますが、つい先日に現実世界では藤井竜王が誕生するなど、10代の躍進があながち冗談とも思えなくなっています。

しかしながら苺はアマチュア。

ここからマリオネットに逆転できるでしょうか？