テムパル~アイテムの力~【77話】ネタバレと感想!

この記事では『テムパル~アイテムの力~』の77話ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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76話 77話 78
ネタバレはしてほしくない!という方はご覧にならないでくださいね。

成長

ファグマのレベルアップはグリードに大きな恩恵を与えました。

スキルが使われていないときでも攻撃力、致命打を与える確率と攻撃力の上昇など強力なものばかり

これは240レベルのスキルと比べても勝らずとも劣らない能力です。

 

もう森の守護者を倒すまであと3分の1ほど

空高く舞い上がれば攻撃される心配もなく、このまま順調に倒せそうです。

 

新たに獲得したスキルを早速使おうとグリードは剣を構えました。

そして”超”と”波”の融合技を放ちます。

しかし、融合には組み合わせが決まっているらしく期待した効果は出ません。

 

”殺”のクールタイムを待っていては回復されてしまいます。

とにかく時間を稼ぐために連撃を繰り出しますが、

守護者が背負うオリハルコンのせいで思ったように攻撃は届きません。

 

それでも残りのHPは4分の1程度

このまま地上戦に持ち込み、押し切ってしまおうとしたその時あることに気が付きました。

守護者の色が変わっているのです。

 

紫色に変色した守護者の目が輝きました。

わん
呆気なく終わるかと思った守護者戦。なかなか長引きそうです・・・

激戦

目を開けられないくらいの眩しい光とともに発せられた衝撃波でグリードは吹っ飛ばされました。

岩にたたきつけられたグリードを容赦なく守護者の拳が襲います。

 

青から紫に変わった途端、恐ろしいまでに強くなった守護者。

その猛攻にさすがのグリードも反撃の隙を見つけられません。

 

とっさにパブラニウムを出し、その攻撃を止めている隙に飛び出しました。

体勢を立て直さなければとグリードは一旦距離を取ります。

 

パブラニウムで時間稼ぎをと企むグリードですが、その企みはあっけなく崩れ落ちました。

とてつもない衝撃波でパブラニウムが硬直してしまいます。

そうして、パブラニウムを止めた守護者はグリードに一直線

 

立て直す事件を与えずに襲い掛かってくる守護者

その攻撃は先ほどよりもHPや防御力を削っていきます。

 

そう、その効果を持つのは”青いオリハルコン”

森の守護者の魔力と月の光を宿したその鉱物

それは暗い場所でこそ真の力を放つ厄介な特性を持っていました。

 

夜闇の中、分が悪いと踏んだグリードは攻撃の手を止めます。

距離を取ろうと飛び上がれば、足を掴まれ

回復したパブラニウムで防ごうとすれば、衝撃波が迎え撃ちます。

 

頼みの綱のパブラニウムも、

必殺の決め技”殺”も通じない、

新しい融合スキルも使えない。

 

グリードは絶体絶命の崖の上で、

与えられる攻撃に蹲って、耐えるしかありません。

にゃあ

グリード、物語が始まって以来の危機ではないでしょうか?

テムパルの底力を見せてくれ!

全てをひっくり返せ!

守護者からの攻撃に耐えるだけしかないグリード

今回のクエストに参加したことを後悔していました。

このまま死ぬしかないのか、そう考えていた時、アナウンスが上がります。

 

”冷静さの効果が発揮されました”

 

これまで負ける、死ぬ、終わりと騒がしかった頭がすーっと静かになります。

今更ながら冷静さのステータスが機能し始めたようです。

 

静かになった頭でこれまでのことを思い出しました。

優秀な装備を手に入れ、要領よく物語を進めてきたグリード。

 

それじゃあ、グリード自身は本当にそんな要領のいい人間だったのでしょうか?

 

答えは否

 

それに戦いなんて技術云々も重要ですが、

結論から言えば最後まで耐えて生き残った者の勝利なのです。

 

そう気づいたグリードは攻撃を繰り出してきた守護者に向けて剣を振り上げます。

勢いよく飛び込んできた守護者の目をその剣先が襲いました。

思わずその衝撃に後ずさる守護者

 

ここからは単純な殴り合いです。

 

平均ダメージ4000ほどの攻撃で殴り合う

グリードと守護者

 

持てるアイテムすべての能力を注ぎ込んで、グリードは剣を振るいます。

さすがの守護者も瀕死になり、一瞬後ろに飛びますが、それをグリードは許しません。

 

グリードが強力な攻撃を放てば、

守護者もまた強力な攻撃を放つ

 

そんな攻撃力のぶつけ合いをひたすら耐えます。

ただ耐えて耐えて、耐えて耐えて、最後まで生き残れば

どんなに泥臭くてもそこに勝利があると確信しているからです。

 

これまで26年耐え続けたグリードにとって、

ほんの数分、数時間耐えることなど、

恐れるに足らず。

 

クールタイムを終えた”殺”が守護者の胸を襲いました。

わん

激しい攻撃の撃ち合いでした。

まさかこんなに激しいとは、、、

『テムパル~アイテムの力~』77話の感想・考察

手に汗握る戦いが広がる77話でした!

これまで教皇戦やプレイヤーたちとの戦いも楽にこなしていたグリード

物語が始まった当初は苦労していた気がしますが、

こんなに苦労している姿を見るのは初めてではないでしょうか?

きっとこの戦いはグリードをまた一つ成長させる戦いになるのではないでしょうか?

そんな成長したグリードの姿が楽しみですね!

さぁ、この戦いの結末はどうなるのでしょうか?

78話が待ちきれません!

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