この記事では『テムパル~アイテムの力~』の80話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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『テムパル~アイテムの力~』80話のネタバレ
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スパースター誕生
突然現れたスーパースターの姿に周囲の人々は騒がしくなります。
八百屋を営む長嶺家の前に突然現れたその姿に色々な噂が飛び交いました。
もちろんその中心は最近羽振りの良い巧のことです。
高級外車を乗り回す巧と突然現れたユラ
一体どんな関係なのかと騒ぐ人々はもう1人気になる人物がいました。
それはユラの前に立ちふさがる巧の妹、星羅です。
どうして兄に会いに来たのかと問い詰める星羅は目の前のユラにもひるむことはありません。
なにかおかしなことに兄が巻き込まれるのではないかと心配しているからです。
そんな星羅にユラは穏やかな笑みでゲーム内で知り合い、恋人ごっこをしている仲だと話します。
もちろんすぐに信用は出来ません。
一体何に兄が巻き込まれているのか、星羅の心配は加速しました。
しかし、そんな妹の心配など露知らず、巧はグリードとして槌を振るっていました。
失敗作以外に防御装備を強化する予定があったからです。
そして、ギルドメンバーの装備作成もあったのもあります。
本当は自分の武器が作りたいのですが、鍛冶場のベンチに座って、わくわくと待つベントナー
どうにかレジェンダリー武器になってくれと祈る彼の手前、自分のモノを作るわけにいきません。
そこへ妹からの呼び出し音が鳴りました。
呼び出し音を聞いてグリードがログアウトしたその数秒後
ギルドの呼び出しコールもまた鳴り響きました。
国家対抗戦の前に一体何を考えているのでしょう?
訪問者
慌ててログアウトをしたグリードは階段を駆け下ります。
まさか泥棒でも入ったのかと部屋に飛び込むとそこには、
なぜかユラが座って待ち受けていあmした。
バチバチとなぜか睨み合う星羅とユラ
それを余所に巧は気になっていることを口にしました。
なぜ住所を知っているのか、そして同窓会の時など
巧についてユラはいろいろと知り過ぎていると思っていたのです。
問い詰める巧の瞳が前と違うことにユラは気が付きました。
以前は目も合わせられず、おどおどとした姿はもうありません。
体つきもどこかがっしりしたようです。
そんなことは置いておいて、ユラは本題を口にしました。
それがグリードの国家対抗戦への日本だ表としての参加依頼。
なんとユラは日本政府から非公式にチーム編成を命じられていると言います。
すでにゲーム大国としての地位を失いかけている日本
今回の対抗戦によってゲーム産業での地位を取り戻そうとしているのです。
そこでユラが目を付けたのはグリード。
フィジカルで劣る日本が勝利するには決め手が必要です。
未だ知られていない最初のエピック職業転職者だと考えられるグリードこそがその切り札だと確信していたのです。
ユーフェミアが最初のエピック職業転職者なのは未だ知られていません。
そのせいか、まだユラはグリードが最初のエピック職業転職者だと思っているようです。
しかしグリードはこの申し出を簡単には引き受けません。
なぜなら国家対抗戦にある9つの種目の内、1人3種目の出場が認められています。
なら、ユラが3つ金メダルを取ればいいだろう。
そう提案するとユラは首を横に振りました。
ユラが訪ねてきたのは国家対抗戦の話のためだったんですね!
グリード、大物みたいです・・・
国家対抗戦
国家対抗戦の9種目は以下の通りです。
PVP、ボスレイド、迷宮突破、製作、ペットマラソン、攻城戦、的当て、聖剣抜き、宝探し
この中でボスレイド、迷宮突破、製作、宝探しはユラの不得意な分野です。
ペットマラソンは飛竜がいれば有利ですが、日本にそんなユーザーはいません。
攻城戦は得意ですが、性質上人数が必要になります。
残るはPVPですが、ユラよりも上位のユーザーは7人いるのでこれもまた簡単ではありません。
つまり海外ほど目立った戦力のない日本はメダルが厳しいと考えられるのです。
サティスファイには非公表ユーザーがおり、公開されているランキングもまた暫定的なものです。
ユラよりも上位のランカー含め、下位のランカーでも有力者は大勢います。
もちろん1位のクラウゼアは比較になどなりません。
スキルについての理解、計算、パターン考察、弱点分析
さらには戦闘の際の能力は天才としか言いようがありません。
グリードはその話を聞いても腹の中でほくそ笑んでいました。
いくら強力なユーザーでも失敗作の前に敵ではないはずです。
しかし、グリードは政府がメダルに対する多額のインセンティブを出すと聞いても対抗戦への意欲はわきません。
公式大会は正体の公開が原則としてあります。
レジェンダリー職業転職者だとバレれば、かなりの騒動になるはずです。
しかし、ここまで頼まれたら正体をどうにか明かさずに参加したいとも考えます。
そこでグリードが思いついたのはペットマラソンへの出場。
無生物のペットというとゴーレム以外に聞いたことはありませんが、グリードはある秘策がありました。
ただグリードは出場に条件を出しました。
それはペットをユラのペットとして出場させること
インセンティブはグリードにすべて渡すことです。
ユラはその条件を快諾しました。
少しペットの存在に不信感を抱いているらしい彼女の姿にグリードはこの後すぐにログインして見ろと笑います。
ですが、ユラはその言葉に怪しい笑みを浮かびました。
口にしたのは同窓会のあの日、借りを返すと言ったあの言葉。
ヤタン教との戦いでユラがグリードを殺すことはない
グリードがログアウトしてから40分
つまりゲームの中では2時間が経っています。
ヴァイラン村はジシェカたちギルドのメンバーとともに火の海に侵されていました。
グリード、さすがの機転ですが
一体ヴァイラン村に何があったのでしょうか?
『テムパル~アイテムの力~』80話の感想・考察
国家対抗戦に向けて動き出した80話となりました。
開催に向けてグリードがなかなか参戦を決めきれずにいましたが、
ユラにペットを託す形で出場が決まりましたね!
きっとグリードのことですから何が何でも勝ちに行くのは間違いないでしょう。
ですが、気になるのはユラの言うヴァイラン村のことです。
どうやら以前から危惧していたヤタン教の襲撃のようですが、
ジシェカたちは無事なのでしょうか?
81話からも目が離せません!
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