テムパル~アイテムの力~【93話】ネタバレと感想!

この記事では『テムパル~アイテムの力~』の93ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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ネタバレはしてほしくない!という方はご覧にならないでくださいね。

戦い序盤

早速始まった「的当て」の戦場は大きく分けて二つのプレイヤーたちがいました。

1つ目は素直に飛び交う的を狙うプレイヤーたち。
ここにはジシェカたち、ブラジルチームも入ります。

高いところに陣取れば、他の国に狙われる。
そのリスクを避けるためにジシェカたちは森の中を進んでいました。

この小さな島にいるのは17ヶ国、33人のプレイヤーたちです。
それもただのプレイヤーではありません。
各国を背負って立つハイランクプレイヤーばかり

油断も隙も無いそんな状況で的を狙わないもう一つのプレイヤーたちがいます。
彼らが狙うのは他国のプレイヤー。
それもある1人のプレイヤーです。

戦いの序盤とは往々にして状況が把握できていない者が圧倒的強者に捕食されます。
それはこの「的当て」も同じ。

相棒がいないことで複数のプレイヤーから狙われているユラもまた圧倒的な強者。
襲い掛かってくる各国のプレイヤーを蹴散らしながら同時に的も射貫きます。

総合ランク5位を守り続けるユラにとって、集中攻撃はそこまで怖い攻撃ではありません。
例え相手が8ヶ国のプレイヤーたちであっても、です。

16対1の圧倒的不利な状況でもユラは構わず強大な魔法で蹴散らしていきます。
そんな騒ぎをよそにジシェカは着実にポイントを稼いでいました。

にゃあ
ユラ1人で奮戦です!
でも、大丈夫でしょうか?

救世主・・・?

襲い掛かってくるプレイヤーたちはいくらユラにとって格下とは言え、
各国を代表するハイランカーたちです。

始まってすぐはユラのほうが有利なように見えていました。
しかし、時間を追うにつれ、ユラはどんどん押されていきます。

こうなるのは目に見えていました。
ユラだけが唯一このフィールドでパートナーがいないのですから
それでもユラがこのフィールドに降り立った理由。

それは彼女が日本を代表するプレイヤーとしての誇りを持っていたからです。

これまで彼女には多大な期待が降り注いでいました。
ユラはそんな期待に愚直に、真摯に応えていたのです。
それは今回も同じ。

日本にメダルを
向けられたその期待に応えるために必死でした。

しかし、いくらユラでも努力だけで乗り越えられる場面ではありません。
戦いが長引けば、長引くほど状況は不利になっていきます。

どうにか短期戦に持ち込まなくては、そうユラが手をこまねいていた。
その時、ある一人の男がユラの前に立ちはだかりました。

そう、グリード・・・ではなく、同じく「的当て」に参加していたレガスです。

レガスがこの戦いに参加した理由は国のためではありません。
彼もまたただ愚直に自分が信じてきた武道の研鑽のために
強者が集まるこの大会へとやってきたのです。

そんな強者たちが切磋琢磨する戦いを汚すような集中砲火をするプレイヤーたちを
レガスの信念が許せなかったのです。

やってきたレガスはさっそく襲い掛かってくる1人に拳を叩き込みます。
たしかに骨を折り、ダメージを与えた感触がしましたが、相手もまたハイランカー

モンクである彼もまた自分の信じる道で得たスキルでダメージを回復します。

ハイランカー同士の戦いは困難を極めます。
攻撃したと思えば、回復され
襲われたと思えば、回避する。

そんな一進一退の戦いが続いていました。
レガスに助けられたユラもまた必死に抵抗していましたが、
MPはもうほぼ底を尽き、オーブに頼ることでなんとか場を凌いでいます。

そんな苦戦している彼女をテレビの向こうで見る男が1人

わん
レガスが来た!と思いましたが、
相手はやはり手強いですね・・・

真の救世主!

これまでのように大型の魔術を繰り出すことが出来なくなったユラは
各個撃破のスタイルに切り替えました。
しかし、その一瞬の隙を狙われ、地面に倒れ込みます。

ユラの職業、魔法士は防御力と生命力がかなり低いのが弱点です。
このままでは日本がメダルを獲得することは出来ません。

誰もがユラの負け、つまり日本のメダルを諦めたその時!
実況をしていたアナウンサーがある事態を叫びました。

日本代表チームの選手がいまもう1人到着したというニュースです。

そのアナウンサーの叫びに一気に視線が集まります。
画面に映っているのはサンダルにジャージ姿で機械に入ろうとする男。

どうやら主催している会社が途中参加を許可したので、彼はやってきたらしいのですが、
その見た目からあまり強そうには見えません。
本来であれば、ユラのパートナーに相応しいのは極剣です。

しかし、彼はこの大会への参加しないことを表明していました。
それなら一体彼は何者なのか

注目が集まるフィールドが映された画面に観客たちが食いつきます。

ユラの残り体力が20%を切り、もういよいよかと思ったその時、
突然ユラの前に現れたのは真っ赤な鎧を着こんだグリードです。

にゃあ
みんな必死ですが、うーんさすがグリードって感じです

『テムパル~アイテムの力~』93話の感想・考察

ついにグリードが国家対抗戦に参戦した93話となりました。
「的当て」開始早々から狙われていたユラはさすがですね!
襲い掛かってくるハイランカーたちを薙ぎ払いながらもポイントを稼いで、
ほぼ一位をキープしていたのはすごいです。
そんなユラもさすがに厳しい局面ですが、そこに現れたグリードは
やっぱりグリードという感じでした。
大事な国を挙げての戦いにジャージとサンダルで現れるとは・・・
ですが、その実力は折り紙付きです。
94話ではどのような活躍を見せてくれるのでしょうか?
楽しみですね!

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