潰れる家門を生かしてみます【9話】ネタバレと感想!




この記事では『潰れる家門を生かしてみます』の9ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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ネタバレはしてほしくない!という方はご覧にならないでくださいね。




兄の死と向き合う時!

兄・ブランドンが亡くなった日を振り返っているところから9話がスタートします!

 

当主である父親が亡くなった息子の前で震えながら、なぜ彼があの場所へ行くことになったのか?と聞きます。

兄が亡くなった日、彼は妹であるテラへの誕生日プレゼントを用意する為だったと言われます。

 

この亡き兄の記憶は、当主である父親だけでなくテラにとっても凄いトラウマ!

そしてテラは、これを克服するためにも目を背けることができない記憶と向き合う必要があると感じていたのです。

 

テラがこの話を始めると、机をバン!と勢いよく叩き、父親が大きな声を出し怒り始めるのでした。

ビクッとして、手をぎゅっと握りながらも話を続けるテラ。

わん
ブランドンの存在が大きかったのが伝わってきます。
そして、7年経ても尚その現実と向き合うことの辛さを感じました。

当時の自分がプレゼントをねだらなければ・・・と後悔の念があると話すと、話を聞きたくない!と言う父親。

しかし、最後まで聞いてほしいと言って・・・もう後悔するのではなく、亡くなった兄様の代わりに、彼が抱いていた夢を叶えたいとは考えるようになったと伝えます。

 

その話を聞きながら、父親は息子の夢をテラが叶えたいと言ったことに、どうゆうことだ?と質問します。

 

亡くなったブランドンは、皇后殿下の書記官にになって、帝国の執政官になりたい夢を抱いていた事を話します!

テラは幼い頃に兄から夢の話を聞きながら、一緒に想像した記憶を話して兄がやりたかった事を自分が代わりに叶えたい!と力強い眼差しで当主である父親に伝えました。

テラの考えとは?

テラの話をする姿勢を見て、息子ブランドンと似た目を感じます。

 

すると、そこへメイドが甘い物を運びに入り、父親は食べながら次の質問に答えるように伝えます。

話を聞いてくれたことに、テラが当主と呼びながら感謝の意を伝えると「お父様」と呼ぶように彼女に許可しました。

 

このやりとりで、少しは自分の言葉が父親に届いたと感じるテラ!

そして、テラは会議の内容についてどう思うのか?と聞かれます。

にゃあ
父親がテラのことを少し認めたのが感じられましたね!
特に、亡き息子・ブランドンと似た目を感じたからでしょう。

彼女はこれに、禁酒令の解除が確実でない以上、急ぎすぎるのは・・・と前置きをしつつ、自分なら殿下が重きを置く法令であるからこそ、公式発表を待って時間を置いてから許可権を取得してから事業を始める、と答えます。

 

当主である父親との話し合いを終えて、緊張の中甘いものを食べたからか・・・胃もたれを感じるテラ。

部屋で専属のメイド・ベスに、胃薬を用意するようにお願いします。

 

ベスは、胃薬は部屋に常備してある・・・と伝えながら用意し準備しながら、少し戸惑いながらテラにある質問をするのでした。

わん
テラの胃もたれは、緊張してなかで食べたからだよね、とも感じます。
そして、胃薬の常備って・・・と言いたくなりました。

ソルボンワインの投資話・・・

ベスに禁酒令が解かれるのが事実か?と聞かれたテラ。

 

どうして知っているの?と聞き返すテラに、明るい表情を見せて、事実であると喜ぶベス。

なぜ彼女がそんなに嬉しいのか?と理由を聞くテラに、ベスは苦労して入手した秘密の情報であると言いながら話し始めます。

 

そして話し始めると同時に、テラに手持ちのお金を聞くベス。

これに驚いていると・・・ハッとして、ソルボンワイン投資の件かも!と思って、ベスに投資したのか?と問います。

 

すると、テラの鋭さを褒めながら給与の3ヶ月分を投資することができた、と話します。

ベスが投資した事実に、どうやって知ったのか?と問うテラに、メイドの1人の兄が貴族から聞いた話だと言いながら、特別に教えてもらい投資する事ができたと説明しました。

 

話を聞いて勢いよく立ち上がるテラは、ベスが2日前にすでにお金も渡している事実にすぐに取り戻すように、と慌てた様子を見せます。

テラは、もはや素人まで巻き込んでいる事態に、状況の悪さは想像を超えている・・・と感じながら、もしや母親も?と投資の話をしていた母親のことを思い出します。

わん
最初から怪しい、と思っていた投資話がメイドのベスまでに影響が出ていて、テラも確信しましたね!

翌日、夜に母親も投資していた事実に気持ちが暴走し暴食したテラは、体重が戻ってしまったと落ち込みつつ、イライラが収まりません!

 

そしてその後ろには、落ち込んだ様子のベス。

テラは状況を把握するために新聞紙を確認すると、投資話の詐欺について記載されていたのです。

 

大騒ぎなっていると感じながら、部屋を出て歩いていると屋敷内に調査団が派遣されていました。

 

調査団の先頭を歩く1人がイケメンを見ていると・・・ハッ!とあることに気づくテラ。

それは以前にあった例の男の眼差しに似ていたのです!

もしや、あの男?と男の顔を思い出しながら、驚きを隠せないテラでした。

にゃあ
ついに、2人が再開した!
これからどうなるどうなる?って気になります。
相手もテラと目があったけど、気づいたよね?続きが楽しみです!




『潰れる家門を生かしてみます』9話の感想・考察

テラにとって亡き兄の存在は大きかったのが分かりましたね!

何よりも彼がテラの事を大切に思っていたことも伝わり、彼女の願いを叶えようとして亡くなることになった・・・という事実はテラにとっても辛いなぁと思いました。

 

ですが、彼女が真っ直ぐにその想いを当主である父親に伝える事ができ、父親も心を動かされていましたよね。

 

さらには、彼女からは亡き息子と同じようなものを感じると・・・今後のテラへの認識がどう変化していくのかと楽しみです!

 

そして最後の最後で、テラがイケメン!と思っていた貴族がまさかの例の男でした。

これには動揺しているテラですが・・・彼の正体を知ったらどうなるの?2人が実際に会話を交わしたら・・・と今後の展開が気になりますね!

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