この記事では『できるメイド様』の27話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
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二人きり
”どうして?罰を下すだけなのに、二人きりになる必要はないでしょ?…それだけ重い罰を下すつもりなのね…”
先程までいた部屋にいたオルン公爵は退室するように言われたため、ラエルと二人きりになるマリ。
「ピアノを弾いてみろ。君の演奏を聞いて罰を決定しよう。」
ラエルは突然、マリにピアノを弾くようにと言い出しました。
”私が大式典でピアノを弾いていた事に気がつかれた?誰にも見られていないと思っていたのに…!でも私にピアノを弾かせるって事は気づいたってことよね…皇太子…何を知っているの?”
心臓がドクンドクンと高鳴り焦るマリ。
”下手なフリをした方がいいかな?でも確信でないにしろピアノを弾かせるとは、ある程度は予想しているはずよ。わざと下手なフリをしたら余計に怪しまれるわ。”
ピアノを弾くマリ
”実力がばれないように簡単な曲にしよう。”
マリは、今まで弾いた曲とは違い、誰でも弾ける簡単な曲を弾きはじめました。
ラエルはマリが弾く曲を聞いて思います。
”[庭園にの風景]とも式典のピアノとも全く違うスタイルの曲だな。いい曲だ、というより良い演奏だと言うべきだろうか?”
「君だったか。例の演奏は君なんだろう?どうして正体を隠していたんだ?」
ラエルに確信され焦るマリ。
「申し訳ございません、陛下。」
ラエルは怒ることもせず、ただ疑問をマリに投げかけます。
「いや、怒っている訳ではない。ただ君の意図が理解出来ないだけだ。素晴らしい才能を持っているのに、どうして隠そうとしたんだ?」
対するマリは…
”落ち着くのよ、まだモリナ王女であることまでは気づかれていない。こうなった以上出来るだけ疑われないように言い訳しなくちゃ…”
必死に怪しまれないような言い訳を考えます。
「疑われたくありませんでした。私はただの平民なのに、優れた能力を発揮したら怪しまれると思ったのです。まして私は戦争の捕虜として連れてこられた身です。疑われたりして良いことありませんから…」
「…なるほど。魔女扱いでもされると思ったのか?」
マリの戸惑っている表情を見て、本当にマリの言い訳の様に思っていたのだと捉えるラエル。
ラエルはマリの事を知れば知るほど分からなくなり、気になって仕方がなくなってしまうため、遠ざけて距離を置いた方が良いのかと考えます。
”でも…いや、むしろ…”
ラエルは心に決めました。
それほどまでに、マリの事を意識しているのだと思われます。
マリへの罰
「マリ、君に下す罰を決定した。」
「君は3年前にクローヤン王国から捕虜として連れてこられ、現皇帝であるトローン2世のメイドとなった、そうだよな?」
ラエルの質問に対し、間違いないと答えるマリ。
その返事を聞き、確認を取ったラエルは言います。
「よし、それでは君に与える罰を伝えよう。マリ、君の所有権は今日付けで…この俺皇太子ラエルが握ることとする。」
「今日から君は俺のものだ。これが君に下す罰だ。」
ラエルと距離を取りたいはずなのに、どんどん距離が縮まっています!
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『できるメイド様』27話の感想・考察
今回マリは、ラエルに二人きりにされたかと思いきや、ピアノを弾くようにと言われ…
下手に弾いてもラエルにはバレてしまうと思って素直に弾いたら、案の定ラエルにバレてしまいましたね…
今の段階では、まだピアノを弾いたという事がバレただけなので、モリナ王女だとは気づかれずに済んでいますが、今回のマリへの罰によって、マリは皇太子とぐっと距離が近くなると思われます。
ラエルはマリの所有権を皇太子の物としましたが、今後はマリをどのように扱っていくのでしょうか…
またこの後も何かピンチに陥った時は、マリの力によって解決する事もあるとは思いますが、どうにかしてマリの正体がバレるのだけは避けて欲しいです!!