できるメイド様【29話】ネタバレと感想!




この記事では『できるメイド様』29話ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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ネタバレはしてほしくない!という方はご覧にならないでくださいね。

エスコートは誰が?

前回の話より…

西帝国の皇帝ヨハネフ3世にエスコートを申し込まれたマリ。

単純に好意によるものなのか、もしくは何か策略があるのかと困惑していると、キエルからもエスコートを申し込まれました。

”キエルさん…!”

「失礼をお許しください。マリちゃん、ぜひ私にエスコートさせて頂けませんか?」

このキエルの登場に対し快く思わないヨハネフ3世は、キエルの事を睨みますが、キエルは仮面舞踏会ではお互いに知らないふりをするのが礼儀だと言い返します。

”ええー!私はどうすればいいの?めっちゃ目立ってるし!”

マリはどうしたら良いのか迷い、二人ともエスコートをお断りしました。

しかしキエルは引きません。

「どうしてそんなことを言うんですか?私にとってマリちゃんは大事な友達です。だからお誘いしたのに…」

その言葉に惹かれマリはキエルのエスコートを受け入れました。

それに対してヨハネフ3世は、

”モリナ王女を探しにきたのに、このメイドの方が欲しくなった。西帝国に帰ったらもう会えないと思うと何だか寂しいな…また会いましょう、可愛いメイドさん…”

そんなことを思いながらその場を立ち去っていきました。

わん
マリのエスコート役はキエルに決まりましたね!
ヨハネフ3世が一歩引いた形となりましたが、マリの事はとても気に入った様ですね。

3枚目の招待状の送り主

滅多にパーティーに参加しないという皇太子ラエルが、今回は仮面舞踏会に参加しているのを見て、周りの参加者達がざわめき合っています。

建国祭の後には皇太子妃の選択があるため、その候補者を物色しに来たのかもしれないと言われています。

 

オルン公爵に気に入った女性はいたかと問われるラエル。

「そんなのは必要ない。国にとって、もっとも有益な相手を戦略的に選ぶまでだ。」

でも、それなら何故今回ここに来たのかとオルン公爵は不思議に思いました。

 

その後ラエルは、落ち着かない様子で会場内を見回ります。

”はぁ…招待状なんか送ったばっかりに…”

実はそう、マリに届いた招待状の3枚目の送り主はラエルだったのです。

にゃあ
マリに招待状を送ることはしても、マリへの好意を自覚していないラエルは、送り主に名前を書く勇気がなかったのかと思われます。
こういう所は女々しいですよね(笑)

“キレイだ…”

会場内を見回していたラエルは、マリの姿を見つけます。

そして隣にはマリをエスコートするラエルの姿がありました。

“どうしてあいつが?”

ラエルはキエルに対し対抗心が生まれます。

わん
そんなにマリの事が気になるなら、ラエルも積極的にマリに話しかけに言ったら良いのに…と思いますけど、なかなか行けないようですね。

バルコニーでの会話

マリは慣れない人混みに疲れ、キエルと共にバルコニーで少し休憩を取ります。

「緊張して疲れちゃいました。こういう場所はちょっと苦手です。」

ため息をつきながら話すマリ。

「仮面舞踏会は人も多く混雑していて、実は私も嫌いなんです。」

「それなら、参席しなくても良かったんじゃ?」

「今回は来てみたくなったんです。」

マリの顔を見ながらキエルは言います。

 

「ありがとうごさいました。オスカー殿下をかばって下さったと聞きました。」

この言葉に対してマリは気にする必要はないと言いますが、キエルは姿勢を正してマリに言います。

「オスカー殿下の友達として、またセイトン侯爵家を代表して心からお礼申し上げます。このご恩は決して忘れません。」

「もし、私に出来ることがあれば何なりとおっしゃって下さい。セイトン侯爵家は何があってもマリちゃんを守り抜くと誓います。」

にゃあ
キエルだけでなく、今までにもマリは色々な人から感謝されて、何かあったら助けになりたいと言われていますよね。
これだけの多くの人の協力があったら何でも出来そうな気がします(笑)

「ところでオスカー皇子は大丈夫ですか?」

「最初はかなり動揺していましたが、今は大丈夫です。そういえば、いつか必ずマリちゃんと結婚すると言っていますよ!」

そんな事を話すオスカー皇子は可愛いと、二人で微笑みながら話しました。

 

「マリちゃん、お願いがあります。私と一曲踊って頂けませんか?」

キエルのお願いに一度も踊ったことがないマリは戸惑います。

「大丈夫です。私がしっかりリードしますから安心して下さい。それに…私は結構上手い方なんですよ?」
とマリを誘いました。

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『できるメイド様18話の感想・考察

『できるメイド様』29話の感想・考察

今回は、随分とキエルが積極的にマリの事を誘っていますね!

西帝国のヨハネフ3世の前でも一歩も引かず、マリのエスコート役を譲りませんでした。

一方で皇太子ラエルが遠くからマリの事を見るだけだったので、キエルの積極的な姿勢をラエルも少しは見習った方が良いのでは?なんて思ってしまいました(笑)

そんなラエルは、マリへの仮面舞踏会の招待状も名前を書かなかったので、一体誰からの招待なのかマリは分からずじまいです。マリの事が気になっているのなら、せめて名前を書くべきだったと思いますよ!

そして、キエルから感謝の言葉を述べられたマリ。

マリは火事の件でオスカー皇子を救った訳なので、側近のキエルの感謝も相当な物なのでしょうね。キエルはセイトン侯爵家当主としても、感謝の意を表したかったのではないのかなと思います。

 

さて、次回はマリはキエルと踊るのでしょうか?

イケメンのキエルと踊る謎の女…なんてウワサにならなければ良いのですが、はたしてどうなるのか楽しみにしています!